パ リ
【1996.3】 1.美術館 2.ルーブル美術館 3.その他の美術館 4.ナポレオン 5.セーヌ川 6.キャバレー 7.ノートルダム寺院 8.モンマルトル 9.地下鉄 10.おばさん二人旅 11.カフェ 12.ホテル
おばさん二人で行く感激のパリ、涙の1週間 (1993年)
1日目
AOMフランス航空は、途中モスクワで給油をし、15時間かかってパリのオルリー空港へ到着。乗務員は休憩もなく、ご苦労さん。(ちなみにJALには乗員用仮眠ベッドがあり、ある時ちょっと覗いたらJRの個室B寝台に似ていたっけ。)
リムジンバスで モンパルナス
まで行ったものの、そこからタクシーがつかまらず徒歩でホテルへ。幾人の人に尋ねたろうか、悦子、重いスーツケースを引きずって 泣く。
2日目
ノートルダム寺院 へ。悦子、387段の螺旋階段に 泣く。
3日目
午後は買物。ヴィトン、シャネルをはじめ、子供に頼まれた
アニエスb や クウカイ
などまわって、シャンソンのメッカ、オランピア劇場
を外から眺める。若かりし頃シャンソンを習っていた悦子、感激して 泣く。
4日目
ホテルは寝るだけ。きょうも朝早くから飛び出して、一日中歩き回る。
夕食はカフェで、隣の紳士の食べている物を指さして
「あれを頂戴」。出てきた料理は、味付けが塩・胡椒だけのハンバーグ、上に目玉焼き、フライドポテトにビール。カメラを出したらその紳士が写真を撮ってくれた。
「オー、メルシー」
夜、悦子、靴づれに 泣く。
「じゃ、明日はホテルで休んでいたら?」
「バカ言うんじゃないよ、行くわよ!」
5日目
前回報告のモンマルトルの地下鉄。悦子、怯えて 泣く。
6日目
帰国前夜。リドでショーを見た後、ホテル近くのピッツェリアで夜食。一つのピザを
‘半分こ’
して食べたいと思えども、ウェイトレスに英語が通じず身振り手振りで
大奮闘。ついに別々のお皿に半分ずつのピザが現れて大感激、ビールで乾杯。旅先でのこんなちょっとしたふれあいが好き。
ホテルに戻って買物リスト作成。悦子、たくさんのレシートに訳がわからなくなって 泣く。
7日目
帰りの便は追い風90Km。12時間のノンストップで成田へ到着。
それぞれの家へ無事帰国の電話。悦子、娘の声を聞いて 泣く。
パリ
【1996.3】 1.美術館 2.ルーブル美術館 3.その他の美術館 4.ナポレオン 5.セーヌ川 6.キャバレー 7.ノートルダム寺院 8.モンマルトル 9.地下鉄 10.おばさん二人旅 11.カフェ 12.ホテル