パ   リ1974年のテルトル広場

1996.3】 1.美術館  2.ルーブル美術館  3.その他の美術館  4.ナポレオン  5.セーヌ川  6.キャバレー  7.ノートルダム寺院  8.モンマルトル  9.地下鉄  10.おばさん二人旅  11.カフェ  12.ホテル


モンマルトル サクレクール寺院 の前は、ローマのスペイン階段、或いはひと昔前の新宿駅東口広場みたいに若者の溜まり場になっていて、国籍も定かでない群衆の中を通り抜けるにはちょっと度胸がいります。

テルトル広場 は、以前は無名の画家達が小遣い稼ぎに観光客の似顔絵を描く場所でしたが、最近はいかにも商売ずれしたおじさん達が、日本人と見ると、「安いよ」 「もってけ泥棒!」 とか言って、どれも似たりよったりのパリの風景画を売っています。もし記念にとお思いでしたら、うんと値切って下さい。テルトル広場

街角では、音楽学校の学生らしき若者がトリオを組んでミニ演奏会をしていました。ユトリロの描いたレストランや小道もそのまま残っていますし、ちょっと芸術的香りのする町ではあります。ル・コンシュラ

広場の奥に ル・コンシュラ というレストランがあります。ごく庶民的な店で一応はフランス料理なのですが、ピザもあるのでイタリア人経営でしょうか。日本語メニューがあります。夜8時頃にピアノ弾きのおじいさんがやって来て、シャンソンを弾いてくれます。当時でかなりのお年でしたから、今でもやっているかどうか・・・

メニューといえば、MENU(ムニュ) というのはフランスでは ‘定食’ のことで、前菜,主菜,デザートがセットになり、手軽で安いです。大抵のレストランの入口にはメニューが飾ってあり、最後の方に MENU の欄があってその日の内容と金額が書いてあります。時々この部分が手書きになっていて、読めないんですよね。でも仏語がわからなくても、食べ物に好き嫌いがなければこれでOKよね。

さて、食事を終え オ・ラパン・アジル(シャンソニエ、シャンソン酒場) の前で足を止め、中から聞こえてく賑やかな歌声にしばし耳を傾けて、地下鉄の駅へと向かいました。ここの地下鉄でちょっと怖い思いをしたんですけど、そのお話は次回に。


パリ
1996.3】 1.美術館  2.ルーブル美術館  3.その他の美術館  4.ナポレオン  5.セーヌ川  6.キャバレー  7.ノートルダム寺院  8.モンマルトル  9.地下鉄  10.おばさん二人旅  11.カフェ  12.ホテル