パ リ
【1996.3】 1.美術館 2.ルーブル美術館 3.その他の美術館 4.ナポレオン 5.セーヌ川 6.キャバレー 7.ノートルダム寺院 8.モンマルトル 9.地下鉄 10.おばさん二人旅 11.カフェ 12.ホテル
凱旋門 の屋上から下の方を眺めると、この門を中心として12本の道が放射線状に伸びています。そのうちの1本が シャンゼリゼ通り ですね。 目を上の方に移すと最初に目につくのが エッフェル塔、次にモンパルナスタワーと言われる高層ビル、ずっと遠くの小高い丘の上に白くそびえ立っているのがモンマルトルの サクレクール寺院 で、その他には金色の丸い屋根がきらきらと輝いているのがよく目立ちます。これは ドーム教会、ロダン美術館から歩いて5分位の所にあります。この丸い屋根の真下に ナポレオンの棺 が安置されています。何年か前のテレビ番組で、宜保愛子さんがこの棺に耳をくっつけて彼と会話(?)をしていましたよ。
さて、ルーブル美術館にダヴィッド作の ナポレオン1世の戴冠式 という大きな絵があります。この絵の右端に描いてあるのが ‘ピエタ像’(ローマNo.3) なので、戴冠式はノートルダム寺院で行われたことがわかります。
ところで ベルサイユ宮殿
にもこれと同じ絵があるのですが、2カ所程ルーブルのとは異なる部分があるのです! 1つは、絵の中央より少し左に立っている4人の若い女性(ナポレオンの妹達)
のドレスが、ルーブルのは皆白っぽいのにベルサイユでは一人がピンク色であること。2つめは、中央の高い席に座っている年輩の女性
(ナポレオンの母親)
が、ベルサイユではベールを被っていることです。
ちなみに、若い女性に手をひかれた小さな男の子は後のナポレオン3世です。
ルーブル美術館 | ベルサイユ宮殿(部分) |
話は変わって、コンコルド広場 の真ん中に立っている オベリスク(ローマNo.2) は、エジプトのルクソール神殿から運ばれたもので、その足もとにはこの広場でルイ16世とマリー・アントワネットが処刑されたことを示すプレートがあるそうですが、交通が激しくてとてもそばへは寄れません。
なお、凱旋門の屋上へ行くには昇りはエレベーターを使えますが、下りは螺旋階段です。入場料は若者割引があります。売店で売っているトランプ(55フラン) は、ナポレオンやマリー・アントワネットの絵柄でお土産に最適、ベルサイユ宮殿の売店(60フラン) より安かったです。ここには街角では売っていない素敵な絵葉書もあります。必見!
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