ロンドン

【1996.3】　1.ユーロスター　　2.大英博物館　　3.グリニッジ天文台　　4.ロンドン塔　　5.ミュージカル　　6.シャーロック・ホームズ

今は博物館になっている旧 グリニッジ天文台 は 子午線 上に位置しています。行き方はウェストミンスター桟橋からテムズ川を船で行くのが一番手っ取り早いのですが、往は電車で行ってみました。CHARING CROSS から直通の電車が出ています。でも時間帯によっては直通がなく CANNON STREET で乗り換えることになるので、朝は早目に出られた方が良いでしょう。

GREENWICH 駅近くでは週末恒例のアンティーク市が開かれていました。広い公園を目指して歩くと小高い丘の上に旧天文台があります。公園には犬の絵が描かれたゴミ箱がありました。「DOG WASTE ONLY」 と書いてあり、犬の糞専用のゴミ箱のようでした。

旧天文台は今は天文学と時計の歴史博物館になっています。中で不思議な時計を見つけました。‘Dog Watch’で、時を知らせるのに犬の鳴き声で、しかもナイフで犬を傷つけて鳴かせたというのです。小さな模型があって時計の針がくるりと１周すると、ナイフが動いて犬が 「ワォーン」 と実に悲しそうな声で鳴きます。面白くて(？)かわいそうで、しばらく離れられませんでした。

ここで見逃してはならないのが、地面に引かれた ０度の白線 です。この線をまたいで写真を撮りましょう。またここは丘の上にありますから、崖の所には縦に線が引かれています。この線をはさんで東と西から握手するというのも絵になりますね。そして勿論 グリニッジ標準時 を示した 24時時計 もあります。

ところでスコッチウィスキーの‘カティ・サーク’を召し上がったことがありますか？　あの緑色のボトルに黄色のラベル、ラベルには帆船の絵がありますね。それが カティ・サーク号 です。その昔イギリスとインドを往復して紅茶を運んだ貿易船で、グリニッジ桟橋の手前に展示してあり博物館となっています。 Figurehead（船首に飾ってある人体像） のコレクションが珍しいですよ。

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