ロンドン
【1996.3】 1.ユーロスター 2.大英博物館 3.グリニッジ天文台 4.ロンドン塔 5.ミュージカル 6.シャーロック・ホームズ
大英博物館
は無料!です。(寄付金受付箱有)
全部を見ようとすると半日はかかりますから、時間がない方の為にこれだけははずせないポイントをエジプトとギリシャに絞ってお話しましょう。
正面の入口を入ってすぐ左に売店があり、この売店の中を通り抜けると右手が
エジプト室
の始まりで、大きなモニュメントが出迎えてくれます。その部屋の中程にあの ロゼッタ石。同じ内容の文が3種類の文字で書かれていて一番下がギリシャ文字なのが象形文字解読のきっかけで、ナポレオンの軍隊が見つけたものが何故英国にあるのかは省略して、結局解読したのはフランス人だったそうです。
1階エジプト室の中央左手にある次の部屋への扉を開けると、西アジア室
(人頭有翼雄牛像
をお見逃しなく。ルーブルのよりはずっと小振りです。足が5本でしたね)。その先にパルテノン神殿からの
‘略奪物展示場’
があります。その昔駐ギリシャ大使をしていた人が勝手に持ち帰ったらしく、毎年のように返還を要求されながら何のかんのと言って返さない、という代物です。
ここに素晴らしい美女が隠れているので是非探して会って下さい。(9番の部屋です)
ギリシャはアクロポリスの丘にたつエレクテウス神殿(パルテノン神殿の隣)
に 女人像列柱
があり、6人の美女が立っているのですが、正面に4人並んだ左から二人目の彼女が大英博物館に
‘出張’
しているのです。ですからギリシャのは複製で、でもそれなりに古く作ってあるものですから私なんぞは言われてもわかりませんでした。(^ ^;
さて建物正面入口から見てつき当り、ギリシャ・エジプト室の奥の階段を2階に上ると ミイラ さん達とのご対面です。ミイラと言うと何かおどろおどろしいイメージですが、壁にはエジプト風の極彩色の絵が描かれ、煌々と輝く照明のもとで大勢の現代人と押し合いへし合いしながら見ると現実感がわかず、唯一それを実感できたのは、怖がって泣く少女の声を聞いたときでした。ミイラ達は、カイロの古代博物館の厳かな雰囲気の中での方が安眠できるのではないでしょうか?
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