ミラノ周辺 二人旅 

6  フィレンツェ 街歩き   


ホテルは駅から徒歩5分程 安い代わりに 古いけど 必要な物は最低限揃っているし スタッフも親切でお勧めします  私はホテルライフを楽しむわけではないので 安全に寝られれば良しとしています   

一夜明け ユキコさんは体調がすぐれず プラス50ユーロでチェックアウトを 夕方の5時に延ばしてもらってお休み  私はまた一人で街歩きでした  彼女の場合は 自分のことは自分で出来る人なので 私としては気が楽です   

アカデミア美術館の 朝一番の時間を予約していました  印刷した引換券を手に 列に並んでいると 後ろにいた3人組のお嬢さんが あなたは向こうの列よと教えてくれました  知らずに チケットを持ってない人の列に並んでいたのです  それで先に館内に入り  彼女達が入ってくるのを待って ユキコさんの分の チケットを差し上げました    

ミケランジェロ作のダビデ像は ミケランジェロ広場とベッキオ宮殿前 そしてアカデミア美術館と フィレンツェに3体ありますが ここのが本物です   
サビニの女たちの略奪は ローマ帝国が建国された頃 女性が少なかったので 子孫を残すためにサビニ人の女性を略奪した時の様子です   

大聖堂は 10時開館ですが9時には既に大行列  10時になっても少しずつしか進まないので 先に他へ行くことにしました  大聖堂だけだったら無料ではいれるけれど 荷物検査があるからでしょう  
午後も大行列に変わりはなかったので 見学を諦めました   

途中 ダンテの家を外から見て サンタクローチェ聖堂へ  この教会は チケットを買う前に服装検査があり ショートパンツの女の子は 上から長ズボン(古い? を 穿かされていました  ノースリーブもダメです  
教会の中には ミケランジェロやガリレオ ガリレイのお墓があります  最後の晩餐のフレスコ画もありました  ヨハネはイエスに寄り掛かり ユダは手前に黒っぽい姿で 小さく描いてあります  【追加】最後の晩餐がもう一つありました  ヨハネは他と反対側で寄り掛かっています    

ベッキオ宮殿は 政庁舎として建てられ 現在も市庁舎として使われています  映画 インフェルノの舞台になりました  映画の初めに 塔の 上から人が落ち 中盤で五百人広間の天井を突き破って 敵の女性が落ちてきます  ユキコさんは この映画を見て怖かったそうです  私が怖い映画は  えーっと  何かな?   

ランチは 教会前広場に面したレストランのテントで 食事は 生ハムとメロンです  そして一人でビール  おばさんになったら何も怖くないんだもん!  ユキコさんがいたら パエリャも注文する予定でした  なお 食事をするならテントで 飲み物だけだったら レストランの中へと言われていました   

ところで フィレンツェの駅の名前は フィレンツェ サンタマリア ノヴェッラ 駅と言います  そして駅の真ん前にあるのが サンタマリア ノヴェッラ 教会なんですね  古いフレスコ画がたくさんあり 最後の晩餐もありました  珍しく丸いテーブルです  今回の旅で5つの 最後の晩餐を見たことになります   

ホテルへ戻ってユキコさんと合流し サンタマリア ノヴェッラ 薬局に行きました  昔 教会の修道士達が薬草を栽培して 薬やオーデコロンを作っていたのが始まりで  今では日本でも ネットで購入することができます  お土産に少しばかり買いましたが 石鹸1個が10ユーロ(1200円もします!  以前は教会側に店の入口があったそうです   

ミラノに戻り ホテル近くの庶民的なレストランで コース料理を頂きました  前菜とリゾット 魚料理にデザートとコーヒーがついて 一人35ユーロでした  

この項 終わり

 

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