ミラノ周辺 二人旅 

2  市内ツアー   


泊まったホテルは ミラノ中央駅から徒歩5分 シングルを2部屋 隣同士にしてねとお願いしていました  ホテルの中は綺麗で フロントのスタッフも感じが良く 安いです  ただ 朝食の内容が 毎日同じで飽きました   
無料のWiFiはありますが ホテルのWiFiは繋がりにくいことが多いので 最近はアマゾンで安いSIMカードを買っています  データローミングをオンにして 挿すだけです   実は今回は ボランティア仲間の男性が ご自分が使った残りをくれたので タダでした  使い始めて3ヶ月有効なのです  来年は 私が先に旅をしそうなので 私が彼に差し上げるつもりです   

ミラノに来たからには サンタマリア デッレ グラツィエ教会の 食堂に描かれている 最後の晩餐(世界遺産を見なければね  ネットで予約しようとしたら 予約受付開始数日後には 全ての時間帯で売り切れ  ところが旅行会社を通すと あるのです!  仕方ないから 日本語 半日ツアーを申し込みました  自分で予約できれば 12ユーロ(2ユーロの手数料含む なのに 100ユーロもしましたよ      

ここの教会では ミラノとフィレンツェが舞台の本 冷静と情熱のあいだ(著者は辻仁成と えくにかおりで 主人公の あおいが 読書をしにくる カエルの噴水を 是非見たいと思っていました  教会のほうは無料で はいれます   

カエルの噴水の写真    

レオナルドダヴィンチ作の 最後の晩餐の壁画  イエスの向かって左にいる人物は 弟子のヨハネとされていますが 髪が長く細身で髭がありません  聖書 ヨハネの福音書には イエスの胸元には一人の弟子が寄り掛かっていた イエスはこの弟子を愛されていた としか書いてありません  それで映画 ダヴィンチコードでは この人物を マグダラのマリアと解釈し マリアはイエスの子を身ごもっていて 子孫がいるという内容になっています     

一度に鑑賞できる人数が 30人までと決められていて 15分ごとに交代します  ガイドさんは外にいて イヤホン越しに説明をしてくれました  食堂の中に入ったら 音声が届かなかったけれど ずっとしゃべっていてくれたみたいです   

スカラ座は 世界三大劇場(ミラノのスカラ座 パリのオペラ座 ブエノスアイレスのコロン劇場 の一つですが 地味な外観です  ホールもパリのオペラ座の 絢爛豪華さと比べるとシンプルでした  パリのオペラ座も ウィーンのオペラ座も知っていると言うと ガイドさんには 格が違いますよ! と言われました  イタリアに住んでいるから イタリアが一番という気持ちは分かるけど 本当は どうなんでしょう?   
併設されている博物館には ヴェルティなど 作曲家の彫像や 歌手達の肖像画などが展示されていました   

ドゥオーモ(大聖堂は イタリア最大のゴシック建築の教会で 完成するのに400年以上かかりました  屋上へ上がることもできますが 私達はパス  前の広場は 鳩をよけながら歩きました  ミサンガの押し売りに 注意するように言われました   

聖バルトロメオの写真

聖バルトロメオはイエスの使徒で 皮剥ぎの刑で殉教しました  肩にかけているのはストールではなく 剥がされた自分の皮膚で 後ろには頭皮と頭髪がぶら下がっています   

ここでツアーは終わり 近くのカフェでランチをしました  あれ頂戴とお皿を指さすと あたため直して出してくれます  ユキコさんはカレーライス 私は何を食べたっけ? この後 ユキコさんは休養のため 一人でホテルに戻りました    

この項 終わり

 

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