マドリード二人旅   

4 トレド 前編    


やっと空が白み始めた午前7時半に 昨日も行ったエルブリヤンテで朝食  パンとコーヒーのセットメニューを指さして これください  パンみたいなのはチュロスで チュロスはチョコラータ チョコレートを溶かした飲み物に浸して食べるのが正統派らしいです  後の祭り   

駅に着きました  ぐるりと裏側へ回って 右が列車の出発口 道路を渡った左には到着口と 空港バスの停留所があります   印刷した切符を見せ 荷物と人間の セキュリティチェックを受けてから駅の中に入ります  どこの駅でもこの検査はあり 日本の新幹線で取り入れられない筈はないと感じました  出発20分前になって プラットホームが表示されたら ホームの改札口で切符を見せて 列車に乗り込みます  多くの人が私と同じ印刷物をお持ちでしたが 中には黒白の人もいました  そうか わざわざカラーで印刷することはないんだわ   

駅構内の写真

トレド駅からバスはありますが アルカンタラ橋を渡りたかったので 10数分の道を歩きました  門にはハプスブルク家の紋章である 双頭の鷲があるそうですよ  知らなかった  橋を渡る前に見ないとダメみたいです   橋を渡ったら元気な人は階段を エスカレーターは少し歩いた所にあります   
エスカレーターを下りたら広場を目指し 案内所でトレドの町を一周するミニバス ソコトレンのことを尋ねたら 赤いパラソルの所で 切符を買うのだと教えてくれました
   

アルカンタラ橋の写真

話はそれますが 実はマドリードに着いた時に スーツケースの鍵が壊されていたのです  ま よくあることです  合わない鍵を無理やり突っ込んで 鍵穴を壊してしまったらしく 私の鍵が入りません  ホテルに着いた時 何とか開けることはできたけれど 閉じてしまったらもう二度と開かないと思い 鍵は 使わないことにしました  でもそのまま 帰りの飛行機に積むわけにはいかないので ガムテープを探したわけです  ガムテープのスペイン語は知らないし たくさんの人に聞いて 苦労しました   

最後に トレドで2軒目の案内所のお姉さんが パソコンの 翻訳ソフトを指さして言いました  あなたが探している物をタイプしてちょうだい  そこにはいつも使っている 見慣れた翻訳ソフトが出ていました  gamute-puと打ったら それが片仮名で ガムテープとなり スペイン語に翻訳されたので 彼女は自分の机にあった セロテープを取り出して これ?  いえ もっと幅が広いの  それだったら この先の中国人のお店にあるわよ  ありがとう その名前を書いてくれない?  それはグッドアイデアね ということで 中国人経営の 何でも有りのスーパーで 鞄と同じ グレーのガムテープを買うことができ トレドで良い思い出ができました   

この項 終わり

 

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