バレエはパリで 

11 モンサンミシェル


前回の旅行では日帰りでしたが 今回はパリのホテルにスーツケースを預けて1泊しました  モンサンミシェルへの特急列車TGVはモンパルナス駅から出発し バスを乗り継いで片道約4時間  モンパルナスの駅で モンサンミシェル, round ticket please と言えば 帰りは向こうを何時頃出るか?と聞かれて 往復の列車とバスの切符を売ってくれます  日帰りならば朝7時 遅くとも8時の列車で 切符を買う時間を考えて30分前には駅に行きましょう  大抵はレンヌからバスに乗るのですが 窓口のお姉さんは別の切符を発行してくれました  何を言ってるのか地名がよく聞き取れなかったけれど こちらの意思は通じているらしいので 言われたとおりサンマロ行きの列車に乗り込みました  あらら 朝食のパンと飲み物を買う時間がなかった!   

座席に落ち着いて切符をしげしげと眺めると 下車する駅はドルデブルターニュらしいけれど それがレンヌの手前なのか先なのかが分からない! 検札に来たお兄さんに聞いたり 車内に貼ってあった地図を見てやっと分かりました  レンヌの先なのね  もっとよく見たら 電車に乗る時間はレンヌの場合より長いけれど バスの時間が短いせいか 帰りの切符より10ユーロも安かったです ラッキー   

レンヌで大方の乗客が下車しましたよ ところがドルデブルターニュからバスに乗り込んだのは たったの5人! 大正解でした レンヌではバスの運転手さんから切符を買う人もいるので 出発までにすごく時間がかかるのです  バスがいっぱいになってから 次のバスを出すから待ってねと さらに時間は過ぎていきます このルートを選んでくれた駅のお姉さんに感謝します   

バスでまっすぐ島へ行き まずは昼食 名物のふわふわオムレツです  ツアーではほかのレストランへ行って 似たようなオムレツが出されることもあるようですが モンサンミシェルに来たら 是非ともプーラールおばさんのオムレツを食べなくちゃ! 日本語メニューが有ります   

前回のコース料理は オムレツ半分にスモークサーモンがついていましたが 今回のはたっぷりのオムレツに スモークサーモンとじゃがいもなどの野菜を煮込んだものが 別の入れ物で出ました  ふわふわオムレツは味付けがなく その分サーモンがしょっぱかったです  40ユーロのコースで 飲み物とコーヒーを足すと50ユーロ(6700円になりました   

観光をしてから 島の外にあるホテルまで歩きました  長い道のりで ちんたら歩くと40分 疲れました!  お昼にしっかり食べたので 夜はスーパーでサンドイッチと飲み物を仕入れてきました  夜8時でも真昼のように明るいので 連れのお姉さんは私がネットをしている間に 再び一人でスーパーへ  暗くなってから夜の写真を撮りに外出です  ライトアップされた島の写真は 島の中に泊まったのでは撮れません  三脚を持っていなかったので 工事用の杭にカメラを置いて タイマーを使って何とか1枚だけ見られる写真が撮れました  タイマーでも カメラを手に持つと夜の写真はダメですね   

ホテルは最高!  外部のホテル予約サイトで申し込むと 機械的に部屋割りされるので 当たり外れがあるようです  それで少し高いけれどホテルに直接予約して 眺めの良い部屋をお願いね! とメールしました  それで前面の良い部屋をゲットできたのですが ツインを指定しなかったのでダブルベッドでした  それでも十分に大きなベッドだったので 動いてもからだがふれることはありませんでした   

朝 動物の鳴き声がすると思ったら どこからともなく羊が現れ 人間に案内されるわけでもなく勝手に道路を渡ります  道の向こうの草のほうが美味しいのかしらねぇ?  車は羊が渡り終えるまで自発的にストップ 長い列になっていました   

帰りのバスは近くのホテル前が停留所です  バス停で二組の日本人女性と一緒になり 一組は4人連れのおばさん達  私達と同じ身軽な格好で この後は小さなバスを乗り継いでサンマロ観光です  バイキングが活躍した町なんですって 面白そうですね  次回は足を延ばしてみましょうか  もう一組は一人旅の若い女性で 大きなスーツケースを転がして 次はロワール地方へ行くとのことでした  みんな頑張ってます     

歩く途中に撮った モンサンミシェルの写真

この項 終わり

 

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