バレエはパリで  

3 観光とバレエ  


パリの観光と美術館は 2日間用のミュージアムパスを買って 連続した2日間にまとめるのが効率的で安いです  美術館のほか一部の観光施設が無料になります  出発前に日本で買うこともできますが 手数料込みの高い料金を払う必要はなく 最初に訪れた施設の切符売り場で Museum Pass for two days please と言えば良いのです   

サントシャペル教会  
ステンドグラスが美しく 私がパリで一番好きな場所 何はともあれ駆けつけます   裁判所の中庭にあるので 入るときの手荷物検査に長蛇の列!   

コンシェルジュリー
王宮として建てられ フランス革命の時は牢獄になりました  庶民は藁を敷いただけの部屋 お金を払える人はベッドのある部屋 もっとお金と地位のある人は個室が与えられました  マリーアントワネットの独房もあり 彼女の晩年の といっても38歳の肖像画は昔の美貌はどこへやら すっかり老けていて驚きます  夫は殺され 子供は別の場所に幽閉されているのですから 無理もありません  余談ですが 息子は幽閉先で発狂し病気で10歳で死に 17歳の娘は看守に暴行されて妊娠  母の祖国であるオーストリアに引き取られて いとこと結婚させられました   

ノートルダム寺院   
ゴシック建築の建物 フランスカトリックの総本山  ジャンヌダルクの名誉回復裁判 ナポレオンの戴冠式が行われました  若い時は塔のうえまで登ったこともあるのですが 400段もの階段 今はパスです  でも一度は登る価値ありますよ   

パンテオン
教会として建てられました  フーコーが振り子の実験をして地球の自転を証明した場所で 高い天井から振り子が下がって揺れています  地下に昔の偉い人(ルソー ユーゴー ゾラなどの墓があります  キュリー夫妻を入れることには反対もあったそうですが 贈り物が一番多く 私が訪れたときも熱心にメッセージを書いている若い女性がいました   

バレエ  
演目はオネーギン  フィギュアスケートのペアのような アクロバティックな技がたくさんあって驚きました  第一幕一場の終わりの群舞などすごかったです  群集の中に日系人らしき男性がいました  Takeru Costeさんです  パリのオペラバレエ学校の卒業生らしいです  ネットで検索したら 彼は後ろの列にいるべきダンサーではない という記事を見つけました  今後の活躍に注目しましょう   
バレエは一番高い席でも85ユーロ(11,500円  観客は初日と最終日は正装が必要ですが そのほかの日でもきちんとした服装をするのが常識でしょう  ジーンズとリュック姿の日本人が バルコンの一番前に陣取っていました  恥ずかしい! 

オペラ座内部とバレエ最後の挨拶の場面の写真

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