ロマンティック街道 バスの旅     

9 哲学者の道   


アルトハイデルベルク いう小説をご存知でしょうか?  
ドイツの ある地方の王子さまが ハイデルベルク大学に入学し 楽しい学生生活を送っていました  彼の下宿に ケティという娘が働いていて 2人は身分の違いを越えて 愛し合っていましたが 国の王様の病気で 王子は呼び戻されてしまいます  王様が亡くなって 彼が後をつぎ 2週間後に 政略結婚をひかえたある夜 ハイデルベルクから 旧知の男がやってきました  話を聞くうちに どうしてもケティに会いたくなって 懐かしいハイデルベルクへと向かったのでしたが ケティも結婚が決まっていて 運命はどうすることもできません  それで2人は思い出を胸に 泣く泣く別れたという ひれん物語です   

さてホテルに荷物を置いたら まずは哲学者の道を歩いて ハイデルベルクの全体像をつかみましょう  ところがこれが大変!  テオドールホイス橋から  カールテオドール橋まで  山の中腹を1時間歩きます  行った時は猛暑でしたから つれの 何でこんな思いをしなきゃならないの! という悲鳴が聞こえてきましたよ  でも view pointへ着いたら そんな思いは 吹っ飛ぶこと請合います  ベンチに腰掛けて 長らく夢の世界に浸っておりました  
やっぱりここへ来て良かった   これを見ずしてハイデルベルク を語るなかれ!(笑   

夕食は Weisser Bockホテルのレストラン  そしたら思い出しました  むかし若かりし頃に 来たことのある店でした  壁に古い写真が たくさん飾ってあって伝統を感じさせます  
メニューには載っていないけれど お勧めの料理があると 可愛いウェイター君が言うので それを注文したら高かった…   
生ハムと いちぢくの前菜に メインは魚と豆の煮物 そしてビール2杯  あーあ どうしてドイツのビールって生ぬるいの

ハイデルベルグの写真

この項 終わり

 

トップへ戻る   旅行記目次へ戻る   次は 10 ハイデルベルグ城