2009.5.9 の日記より
さて今回はロダンの弟子&愛人であった カミーユ・クローデル
に注目してきたいと思います。ロダンって人はどうしようもない女たらしで優柔不断、二人の女の間を行ったりきたりしたあげくカミーユを捨て、ローズと結婚したのはロダン77歳、ローズ73歳で妻の死の16日前でした!
カミーユは美しく才能のある人で、18歳でロダンと知り合い愛と情熱、青春のを全て捧げて捨てられ発狂します。彼女の作
“分別盛り” は老婆に連れ去られるロダンに取りすがるカミーユ
、しっかり見てこようと思います。
![]() |
![]() |
「分別盛り」(習作) | 「分別盛り」 |
![]() |
![]() |
拡大:ロダンを連れ去る老婆 | 拡大:追いすがるカミーユ |
ところがロダンはカミーユとの破局後、別の女弟子や女性画家、高貴な夫人をも愛人とするのです!
ま、こういう女たらしだからこそ、「接吻」
のような繊細な作品を作ることができたとも言えます。
![]() |
![]() |
「ワルツ」 | 「心からの信頼」 |
![]() |
![]() |
「おしゃべりな女たち」 | 「波」(写真を撮る位置が悪かった?) |
ロダン美術館にカミーユの部屋があって良かったです。そうじゃなきゃ浮かばれないわよねぇ…(-.-)