2024年の日記   


2024年1月6日  

あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いします。
年賀状をくださった皆様、お返事はメールでごめんなさい。

お正月早々に大変な事故が起こりました。能登半島地震で犠牲になられた方のご冥福をお祈りし、被災された方々にお見舞い申し上げます。わずかですが、日本赤十字に寄付をさせていただきました。
また羽田の航空機事故で亡くなられた方々、地震の救援に向かうところだったそうで、残念でなりません。
日本航空機では機長が乗客が取り残されていないかを確認して、最後に脱出したそうで、聞いた範囲ではマニュアル通りの退避で、乗客のパニックにもかかわらず冷静に対処した客室乗務員に賛辞を送ります。それにしても燃えた飛行機は導入されたばかりの最新型ですよね。もったいないと言っては怒られるでしょうか。

さて高校生の孫の絵をご紹介します。左が去年の暮れに描いたもので、右の上下は小学生の時のものです。なかなかの才能だと思うのは婆馬鹿でしょうか。

私も子供の頃は絵がヘタではなかったですが、自分の心情を絵にするのは苦手でした。
小学5年生の時に、「担任の先生について思うことを描け」と言われて、困ったあげくに適当にかいたら評価は「1」でした。クラスで成績1番の私が「1」とは何事かと、担任の先生は私を連れて図工の先生の所へ行きました。彼は「この絵は本当に君が思ったこと?」と尋ねました。ここは「はい」と答えるしかありません。それでニヤニヤしながら「1」を「4」に訂正してくれましたが、ちっとも嬉しくはありません。

後日、今度はレコードを聴きながら思うことを描けが課題となりました。曲はスタメナのモルダウ(現ブルタバ)だったと思います。私は夜の川の絵を描きました。手前に暗い川、真ん中に黒い色の陸地、上は月が浮かぶ夜の空で、3種類の暗い色を使い分け、川には月の光がユラユラと流れに揺れている様子です。「5」をもらいました。

図工の先生は学校で暇な時に絵を描いていましたが、ある時、私の絵にそっくりな絵を持って歩いているところに出会いました。先生は私を見てニヤリとしましたよ。フン!

孫の絵

2024年1月20日  

日本航空に元CA出身の女性社長が誕生しました。難しい試験をパスした優秀な一般社員と、パイロットや客室乗務員(CA)は別採用です。CAは接客業務なので、親しみやすさや愛嬌が一番というところがあり、加えて美人だったらいいかなという程度です。

昔はCAの採用の半分は高校卒業でしたが、今は大半が大卒ではないでしょうか。そして今時の大学生は、夏休みに語学留学に行ってたりしますから、現在は昔より遥かに優秀な人材が揃っていることでしょう。

新しく社長になられたのは昔と今の中間あたりの方で、地方の短大卒だそうです。一昔前は客室乗務員の出世頭は管理職である客室乗員部のトップ止まりだったことを考えると、元パイロットの植木さんが社長になられた時以上に時代の変化を感じさせられます。ちなみに植木さんのお父様は俳優の片岡千恵蔵さんです。

東大の法学部卒の男性陣をけおとしての人事、かつ、吸収合併された東亜国内航空出身の元CA、余程優秀な人なんだろうなぁと拍手を送ります。

 

2024年2月10日  

視覚障がい者の方が使う音声ソフトについての話です。
パソコンがしゃべる声は自分の好みに応じて選ぶことができます。日本語はみさきちゃんショウ君にして、文章の中に出てくる英語の単語は外国人のケイトさんに設定したり、英語の音声は不慣れだから英語もみさきちゃんの日本風の発音でいいわという人もいます。

単語の場合はそれでもいいのですが、文章全部を日本風に読まれると、決して英語が流暢な私ではないけれど気持ちが悪くお腹のあたりがむずむずします。でもこれを言うと、「偉そうに!」と言われるので、今まで口にしませんでしたが、最近知り合った人が同じことをおっしゃいました。そうよ、そうなのよね

私自身は日本語はみさきちゃん、英語音声はケイトさんにしていますが、ここの日記は英語の単語を全角のアルファベットにして、あえてみさきちゃんが読むように書いています。ONはみさきちゃん、OFFはケイトさんです。音声ソフトを入れている方、違いが分かりましたか?
他にも視覚障がい者に配慮しているのは、句読点を省いていることです。「記号を読まない」設定にしている人もいますが、全員がそうではないし、いちいち「てん」や「まる」、「かぎ かぎとじ」と読むのは聞きづらいからです。

さてこの音声ソフトですが、視覚障がい者が使うパソコン用ソフトには自治体からの補助があります。でも自治体によって補助の内容に大差があるんですよね。ある自治体は多いとは言えない金額を生涯に一度だけ支給、詳細については公表せず、個別にお尋ねくださいとのこと。
私が担当した利用者さんは1万円ちょっと残っていたので、一緒に市役所に行って掛け合い、9,000円のメールソフトを購入しました。その時に言われたことが、「前に拡大ソフトを買いましたよね、それは使えないのですか?
バカだね、それはXP時代の話でしょうが! ソフトだって時代遅れになります。横浜市のように耐用年数を設定して、それが過ぎたら新たな補助金というのが望ましいです。

 

2024年2月17日  

去年の春にアムステルダムの国立美術館で開催された、史上最大のフェルメール展を扱った映画 フェルメール The Greatest Exhibitionyoutube)を観てきました。今月22日まで各地の映画館で上映されています。小さな絵を大画面で細部まで観ることができ、国立美術館の館長やキュレーター、修復士達の解説で新しい発見がありました。

私のフェルメール一覧では、展覧会で展示された28点の絵に印をつけました。これを見ると、パリのルーブル美術館(2点所有)、ニューヨークのメトロポリタン美術館(5点所有)、ワシントンのナショナル・ギャラリー(4点所有)から貸し出された絵は、各美術館が持っている絵の半分ですが、ニューヨークのフリックコレクションからは3点全部きていました。
何とアメリカには12作品、世界のフェルメールの1/3がアメリカにあります。ボストンにあって盗まれたのも入れると13作品です。

もう一度映画を見たいくらいですが、2,500円は高いですね。録画しておいたNHKの番組で我慢することにしましょう。日本語字幕はありませんが映画そのものがyoutubeにアップされています。(こちら

 

2024年4月6日  

DEP:重大事故捜査班 というカナダのテレビドラマがあり、第1シーズンは航空機編です。まだ半分しか見ていませんが、出だしの部分で飛行機の出発前に、携帯電話の電源を切るようにアナウンスがあった後、乗客の一人が「あれは根拠があるわけじゃないからいいんだよ」と言う場面があります。そして操縦室では機長が自分の携帯電話を操作しています。
うっそ〜!

携帯電話の電波が原因ではないようですが、結局飛行機は海に墜落します。ここで救命ボートに意識不明で横たわっている乗客が一人だけ助かります。でもドアが開いて外へ出られたのなら、飛行機の中の色々な物が海に浮かんでいる筈ですが何もありません。
うそだ〜! ドラマはフィクションだと言っても、もう少し上手に騙されたいものです。

9.11の事故の時、墜落する飛行機の中からマスコミ関係者の方が、会社に携帯電話で状況を報告していたそうです。パイロットが死に物狂いで操縦をしている時に、携帯の電波が邪魔をしなかったか、りっぱな記者魂と見るべきか、難しいところです。

ところで昔の飛行機は救命ボートが積んであって、それを取り出したり膨らませたりする技術が必要でしたが、現在は脱出シュートが救命ボートの代わりになっています。

救命ボートの写真

2024年4月30日  

最近ミニPCなるものを知り、パソコンの仲間たちと「なかなか良さそうじゃない」と話しているうちに、買ってしまいました。デスクトップのパソコンがそろそろやばいし、壊れてからでは遅いですからね。
安いものは25,000円くらいから、高いものは10万円以上と性能によってピンからキリまであります。私がAmazonのタイムセールで買ったのはCore i7、メモリ32GB、SSD512GBです。

データを移すのに、お金を払って増量しているone driveを使いました。旅行の動画が多くて重くて、デスクトップからone driveに移すのに半日かかったのに、one driveからミニPCへの移動は1時間もかかりませんでした。

ミニPC自体にはUSBコネクタがType Cを含めて5つ、モニターをつなぐHDMI端子とLANケーブルの差込口はありますが、カードリーダーがついたドッキングステーションを一緒に買いました。ただ我が家のモニターは古くてHDMIでの接続じゃないので、変換アダプタを注文しているところです。近くの量販店では2,000円以上、ネットでは900円するのが276円ですよ。中国から発送しているのか、まだ届きません。送料にもならないでしょうに、どんな品物か、ドキドキしています。

ミニPC

2024年5月20日  

嬉しいメールを頂きました。5年前から海外旅行に出る際に私のサイトを参考にし、海外旅行に関する情報を発信しておられる会社の方から、相互リンクのご依頼がありました。自分の記録のために旅行記を書いてきましたが、実際に参考にしてくださってるお話を聞くと、とても嬉しいです。

あいにく私のところにはリンクの頁がないので、ご要望には添えませんでしたが、あちらのeSIMに関する記事がとても役に立ちそうなのでご紹介させていただきます。格安eSIMの比較こちらです。今度のハワイで使ってみます。来年のパリはお嫁さんと二人で使うのでWiFiルーターを借りると思います。

相互リンクと言えば、以前の元気おばさんの海外旅行の時にはあったんですよ。でもSNSの台頭とともに、お友達がホームページをやめていったので、リンクのページをやめ、夫婦合作の年賀状のページも廃止して旅する母さんに模様替えをしたのでした。

さて来年のパリ、ゴールデンウィークの休みを含む日程で206,440円というのがあったのですが、お嫁さんからの返事を待っている間にマイルの席が売れてしまいました。何せ4席しかないので早い者勝ちなのです。でも彼女は仕事の都合で、6月の方が良いとのことでした。(注:現時点では5月3日発の安いマイル席は売切れです)

値段表

2024年6月1日  

日本には現在、視覚に障がいを持つ弁護士さんが3人おられるそうです。所属しているボランティア団体の勉強会で、そのうちの一人の弁護士さんをお招きしてお話を伺いました。

松坂桃李さん主演のテレビドラマ、「全盲の僕が弁護士になった理由」の原作者 大胡田誠先生です。私はドラマを見ていたので興味津々でお待ちしていました。「松坂桃李さんと比べたら・・・比べたら申し訳ないわよね」と思っていましたが、現れたのは笑顔が可愛らしい(失礼)、お声が素敵な方でした。

ドラマの裏話もしてくださいました。松坂さんは撮影が始まる前に先生のお宅に泊まりにいらして、先生のベッドで寝たそうなんですけど、一緒に寝たわけではないとのことです。(爆)
視覚障がい者は五感が鋭くなるので、ドラマでは香水の香りで犯人が分かったというエピソードが出てきますが、あれはフィクションだそうですよ。

最初にお話を伺って、その後は10組に分かれた私達のテーブルを回って、話し合っている内容につきアドバイスをいただき、最後はまた全体に、「絶対に一人で悩まないように、みんなに相談して解決しましょう。」とお話しされました。

 

2024年6月22日  

来年のパリの航空券を買いました。お嫁さんのをマイルで、私は210,530円です。マイルが一人と、あと片道分あったのでJALに電話をして尋ねました。「片道はマイルで、片道は現金という買い方はできますか?」「はい、できますよ。」「じゃあ、行と帰りで値段が違うから、高い方にマイルを使おうかしら?」「ああ、それがいいですね

それで手続きをしようとしたら、片道マイルというのは日本発の便しか予約できないことが分かりました。とりあえず、行きの分をゲットし、帰りの便を予約しようとしたら、パリ発なので支払いはユーロです。日本円にするといくらになるのか調べもせず、手続きを進めていきました。そしたら「予約変更可能(無料)」という文字を見つけてびっくり、格安航空券は予約の変更はできない筈、それでユーロを円に換算すると23万円を超えるではありませんか

往復で買えば21万なのに、片道が23万 片道だけ買うときは、格安料金ではなくなるということですね。
おいおい、電話オペレーターのお姉ちゃん、そりゃないでしょ、ちゃんとした情報をくださいよ。

それで予約したばかりの片道マイル席をキャンセルし、チケットを買い直しました。マイルのキャンセル料3,100円は勉強代としましょう。(泣)

 

2024年6月30日  

来年のパリ、飛行機の座席は去年と同じで一番後ろにある2席だけの場所です。参加者が一人増えたので、通路を挟んだ隣の席にしてもらいました。

増えた人はボランティア仲間の新人で、視覚障がい者専用のメールソフトに慣れていなかったために、私の気軽な誘いへの返事を書いて保存していたところ、自分が意図しない時に送られてしまい旅行するはめになったのでした。

図の右の方に飛行機の客室全体がありますね。これを見ると横7列のビジネスクラスと、横9列のエコノミーが同じくらいの広さです。日本人が豊かになったということでしょうね。ビジネスとエコノミーの間に、横8列のプレミアムエコノミーがあります。ここは食事はエコノミーと同じで、座席が少し広くなっています。一度乗ったことがあり、空港のラウンジも使えますが、さすがにファーストクラス用には別のラウンジがありました。

もう一人、参加を検討している人がいます。マイルの席がなくならないうちに予約してください。とりあえず予約してから考える、マイル席のキャンセル料は先週も書きましたように3,100円です。(笑)
なおタクシーを利用する場合を考えて、旅行の定員は4人とさせていただきます。

飛行機の座席

2024年8月18日  

来月のハワイ旅行の詳細が決まりました。参加する3人は同い年です。
1日目はワイキキをぶらぶらし、
2日目ダイヤモンドヘッドマノア・フォールズアラモアナ・ショッピングセンターへタクシーとバスで行きます。
ダイヤモンドヘッドは2度登ったことがあるので、私は下でのんびり待っています。マノア・フォールズは初めてなので楽しみです。

3日目は貸し切りバスでドールプランテーションとノースショアにあるハレイワ
両方とも20年位前に訪れたことがありますが、ノースショアは海があるだけで、かき氷で有名なマツモトシェイブアイスしか記憶にありません。今は随分開けて観光地化しているようですよ。

4日目で一人帰国。残った二人は路線バスでシーライフパークへ。ここも初めてです。夜は金曜日だから花火鑑賞です。
5日目で帰国の飛行機に乗り、6日目に日本到着です。
70代のおばあさん、頑張ってます。

 

2024年8月24日  

アメリカのビザ免除プログラムに参加している国の人が、アメリカに入国、又はアメリカの空港で飛行機を乗り換える際はESTAの申請をしなければなりません。
私はアメリカ大使館のWebサイトにアクセスして、直接申し込みましたが少々面倒です。英語の画面を日本語表記に変換し、四苦八苦してたくさんの質問に答えました。

ここまでは良いのだけれど、返事が英語で来るのでやっかいです。まずは受付番号(これ重要)を知らせてきて、翌日に完了メールが届きます。そのメールの中のURLをクリックしたら日本語表記にできるので、受付番号を記入して呼び出し、保存か印刷をします。
これが面倒な人は、ツアーなら旅行会社に、個人旅行の人はJAL ABCで代理で手続きしてくれます。でも手数料が加わるので高いですよ。私は21ドルですみましたが、JAL ABCの場合は6,927円かかります。

昔はパスポートに査証のスタンプを押して貰う必要があり、会社がまとめて就労ビザと観光ビザの申し込みをしてくれたので、パスポートを持って大使館に出かけました。母をハワイに連れて行った時は、自分で手続きをしました。

アメリカ以外でもオーストラリアはETAS、シンガポールはSG Arrival Cardが必要です。

ESTAの画像

2024年9月9日  

ハワイから戻ってきました。ハワイはこれで最後かと思っていましたが、行ってみると何度行っても良い所です。機会があったらまた行きたいくらいです。

ひとりで留守番をした長毛猫のアンは、ストレスで毛づくろいをせずに毛玉ができているかと心配しましたが、大丈夫でした。世話をしてくれる燐家の奥さんにも慣れてきたようで、顔を見て鳴くこともあったそうです。

写真は今週末に訪れる鹿児島の親戚に配るトートバッグです。これを10個買うためにアラモアナから片道1時間半かけて、路線バスでドールプランテーションに行きました。ハワイは物価が高いのに、何故かこれは安かったです。

スーツケースの蓋が閉まらなくて、スーツケースの上に座って押さえつけ、やっとのことで閉めることができました。娘のリクエストのピーナツバターが重くて、おまけにアーモンドバターも買ったりしたもので、制限重量ぎりぎりでした。頑張ったんだよ!!

バッグの写真

2024年9月21日  

今月は怒涛の月でした。4泊6日のハワイに、孫達を連れての2泊3日の鹿児島、あげくに疲れて風邪を引いて寝込んでしまいました。
前回の日記でご紹介したハワイのトートバッグは、無事に親戚の皆様にお渡しすることができました。

車が伯母が入所している施設の前を通り、今年亡くなった叔母の家の前を通った時に手を振って挨拶をしました。伯母はこの旅の間に100歳になったそうです。日曜日だったので私は面会叶いませんでしたが、一日早く鹿児島へ行った弟は親戚に連れてってもらえました。

父方・母方の親戚とは奄美の里でお昼をご一緒しました。ここは鶏飯がとても美味しいです。
うちの両親はいとこ同士なので、父方も母方もなく、皆同じ親戚なので付き合いが簡単です。一緒に行った弟は50年振りで、鹿児島生まれではないのですが、「自分のルーツはここなんだな」と実感したそうです。

写真

2024年10月12日  

来年のパリ、大体のコースが決まりました。4日間用のミュージアム・パスを買います。90ユーロ、約17,500円かかりますが、ハートのマークがついた9箇所行く予定なので元は取れます。ミュージアム・パスというのは、パリと郊外の美術館や観光名所およそ50箇所がパスを見せれば入れるというもので、チケットを買う時間と費用を節約できます。ずっと昔はメトロの駅でも売っていましたが、現在はないようです。

事前予約が必要な美術館があってパスのシリアル番号を記入しないといけないので、予め日本で買っておいて予約をするようですね。前回の旅行ではパスは買わず、美術館ごとにネットでチケットを買いました。今回は美大出身のお嫁さんが一緒なので、旅行の大半は美術館巡りです。

ミュージアム・パス1日目は緑色の線で、オテル・ド・ラ・マリーヌ(王室家具管庫)とオランジュリー美術館。2日目は茶色の線で、オルセー美術館ロダン美術館。3日目は青い線でルーブル美術館凱旋門、セーヌ川では船に乗ります。最終日は黒の線でコンシェルジュリー、パリに行ったら外せないサント・シャペル教会、そして今年12月に完成するノートルダム大聖堂です。リンクは予約が必要な所は公式サイト(英語)にしています。

お土産を買うモノプリも、モンパルナス店とオペラ店が予定に入っています。エコバッグが2ユーロ位で激安なので、バラマキ用にたくさん買うつもりです。お友達の皆様、お楽しみに♪

パリの地図

2024年11月2日  

年に一度今頃の時期に、ボランティアグループで宿泊勉強会をやっています。
1日目の午前は観光と昼食、宿に着いたら温泉に入って夕食。夜は深夜まで宴会だったのは昔の話で、宴会部長が引退し、男性が少なくなってからは真面目な話が殆どです。

さて今回は、1日目は二手に分かれました。健脚な人達は江の島散策、足に不安がある私みたいなお婆さんは江の島水族館です。水族館はなかなか楽しかったです。飼育員がヒトデをつかんで裏返し、口の中に餌を入れたらまた裏返して土の中に体を半分埋めてやります。そこへマモンツキテンジクザメがやってきて、ヒトデをつっついて餌を横取りするんです。見てて飽きないです。ゴマアザラシが可愛かったので、休憩してゴマソフトクリームを食べました。

合流して皆でランチ、お皿の周りの色とりどりの点々は全て野菜で作られています。夜は雑学やパソコンの勉強の話などもして早めに解散となりました。

翌日は雨模様だったので玉縄歴史観へ観光。私は担当する視覚障がいの利用者さんが近くに住んでいるので、お宅に伺ってパソコンの調子を見てきました。アップデートをしたり、SDカードの容量をチェックしたら95%位使っていたので、これ以上保存できないようロックをかけたり、本当はこういうこともご自分でできるようサポートするべきなのですが、もう80歳に近く足を骨折して歩けない人なので許してね。こういうのを在宅援助と言ってボランティアの一つです。

写真

2024年11月9日  

去年パリに行ったばかりなのに、地下鉄の乗り方が変わってしまったようです。それを教えてくれたのは一緒に行くお嫁さんです。いろいろ調べて教えてくれる頼もしい存在です。

去年までは駅の券売機で10枚綴りの紙の切符(カルネ)を買って、同行者と分けていましたが、紙の切符が廃止されたので、ナヴィゴ・イージーというICカードを買う必要があります。カードを買うには2ユーロ必要ですが、スマホにアプリを入れればスマホがICカードになるので、2ユーロ節約できるようです。

ところで私はスマホを持っていないのですよ。携帯電話はガラホ(ガラケーのような形のAndroid)、電話はめったにかけないので月々1,200円から1,300円しかかかりません。そして片手で持てるタブレットのネット代金は月660円、両方合わせて2,000円弱、これで十分なんですよね。

でも、そのタブレットも年季が入って電池の持ちが悪くなってきました。来年の旅行までには電池を入れ替えないとなりません。結構な金額なので、この際スマホを買おうかという気になっている今日この頃です。
おっと、スマホを買うと言ってもAndroidです。本当はiPhoneでVoiceOverの勉強をしなくちゃならないのに、ボランティアグループの皆様、ごめんなさい。

写真

2024年11月16日  

先週の続きです。パリで ナヴィゴイージーを使うためにスマホを買おうかとも思いましたが、大きな画面のスマホでもGoogle Mapを使うには小さいです。私は8インチのタブレットを片手に初めての場所でも地図を見ながら歩くので、Google Mapは必須。だからタブレットの電池を替えようと思います。

そこで思い出したこと、私はデータ専用のスマホを持っていました。iPhoneで、視覚障がい者用のVoiceOverを勉強するために娘からお古を貰ったのですが、iOS15以上にはバージョンアップできない代物です。これにナヴィゴイージーを使うアプリを入れて使えるかとダウンロードしてみましたが、バージョンが古すぎて使えないとのことです。
スマホがない私は2ユーロ出してICカードを購入しないといけません。スマホならホテルで切符をチャージできますが、カードのデメリットは駅の券売機でカードにチャージする際に、財布やクレジットカードを出さなければならず、保安上あまりよろしくないことです。

さて、アメリカに入国するための簡易ビザ制度 ESTAのことは皆さんご存じだと思いますが、これと同じようなことがEU諸国への入国にも必要になるとのことです。(こちら
これを教えてくれたのは一緒に旅するトマトさん。昔の経験のみで旅をしようとしていた私は、若い人に教えられて助かっています。

ところで先週、スマホを買おうかと思案して子供達におすすめの機種などを尋ねました。息子はすぐに返事をくれましたが、娘の反応はこうです。「死後解約するときに分かるようにしておいてください。」 絶句!

パリの地図

2024年12月14日  

水道管の工事が終わりました。我が家の庭の道路側にコンクリートで固めた駐車場があり、その下を水道管が通っていましたが、それは使わないことにして庭をぐるりと掘って家の反対側に水道管を埋めることにしました。狭い庭ですが、少しでも土の部分があって幸いでした。合唱の写真

近所を見ると、駐車場のコンクリートの中に水道のメーターがある家が4軒並んでいます。これらの家は将来漏水になった際には、駐車場を壊さないと水道工事ができませんね。ご愁傷様です。

何年か前にフォーレのレクイエムYouTubeについて書いたことがありますが、先日のテレビでピアニストの清塚信也さんが 「クラシックの中で一番好き」とおっしゃっていました。一流の方と同じ考えで大変光栄です。

上のyoutubeのコメントに、「My 25 year old son died a few years ago....when I hear this I picture him being carried away by the angels. 」とありました。私も全く同じ気持ちで、自分のお葬式ではこの音楽を流して欲しいと思い、CDを用意してあります。
右の写真は合唱団でレクイエムを歌った頃のものです。

 

2024年12月21日  

来年パリに行く人に 「レストランに行ってもフランス語のメニューは読めないので悪しからず」と言ったら、「スマホにGoogle レンズを入れているから大丈夫です」 という返事が返ってきました。何とまぁ、頼りになるお嫁さんです。

この時に初めて Googleレンズ を知った私、さっそく使い方を調べました。スマホやタブレットにアプリを入れて起動させ、メニューに向けるだけです。とても便利です。今までの旅行では英語のメニューがあるレストランとか、日本人経営のフレンチレストランなどに行っていましたが、これさえあれば、どこにでも行けます。

下の図は左側はネットに公開されているレストランのメニュー、右側がGoog;le レンズで翻訳した画面です。ENTREESをエントリーと訳して、意味不明になっていますが、ここはアントレか前菜が良いと思います。
メニューはアントレ、サラダ、卵、スープの次は、パスタ、メイン料理(PLATS)、デザート、チーズの項目が並んでいます。

Googleレンズ

パソコンで見るメニューを翻訳するには、選んで右クリックで「選択範囲を日本語に翻訳」を選ぶだけ、簡単ですね。ちなみに私はタルタルステーキに興味津々です。

翻訳の図

2024年12月28日  

アンが虹の橋を渡って行きました。3月に一度死にそうになったものの持ち直し、元気になってドッテン芸もしていましたが、12月に入ってアレヨアレヨという間に弱ってしまいました。

何せ抱かせてくれない猫でしたので、病院へ連れて行きたくても叶わず、動けないほどに弱ってからやっと受診して点滴は3度しかできなかったのが心残りです。オットットとヒゲはたくさん点滴をしたので毒素が薄まり、上手に死んでくれましたが、アンは毒素が脳へ行ったのか、断末魔の叫び声をあげて可愛そうでした。先生がおっしゃるには、その時点ではもう意識はないのだそうです。ともかく最期の瞬間は側にいてやれました。

そして誰もいなくなった。。。寂しい年末年始です。今日からちょこっと娘の家に行きますが、猫の方が可愛いわい!

猫の写真

 

日記終わり 

 

トップへ戻る    日記の目次へ戻る