ロマンティック街道 バスの旅   

7 フュッセン   


ヨーロッパバスは 最終地フュッセンの手前で シュヴァンガウに寄ります  ここは2つのお城の麓で チケットセンターがある所なので この町に泊まるのも良いですね  町のどこからでもノイシュバンシュタイン城を見上げることができる 美しいリゾート地です  フュッセンに宿泊する人は 翌朝の路線バスで シュヴァンガウへ来ることになります  
運転手さんは一人一人に 宿の名前を聞いて 通り道ならばホテルの前で止めてくれますが 私達のホテルは離れていたので 期待は裏切られ フュッセン駅前の終点で下ろされました   

フュッセンのホテルは メールで問い合わせて 部屋でインターネットOKという返事だったのに できなかったんです   でも部屋代が 90ユーロの筈が 支払いをする時に 80ユーロだったから許します(笑  
部屋は狭かったけれど レストランに 日本語のメニューがあるのが良かったです  1階にはセルフレストランがあって 好きな料理を皿に乗せて 重さでお金を払うシステムです   

聖マングしきょう区教会は  ガイドブックには説明は書いてありませんが 私としてはフュッセンでいち押しです  半地下のお部屋もお見逃しなく  私達が訪れた時は 信者のかたが 一人静かに 聖書を読んでおられました  こういう時は カメラのフラッシュは遠慮しましょうね  両脇に告解室が ずらりと並んでいます  夫がいたら  ほら オマエ ざんげすることがたくさんあるだろう 入ってこいよ と言われるだろうなぁ と考えながら ニヤニヤしてしまいました   

フュッセンでイヤな思い出がひとつ  ミュージカルが終わって 戻ってきたのが深夜の11時半 町はまだ 一部のレストランが開いていたので ホテルに戻る前にビールを飲みました  ウェイトレスの お食事は?の問いに ビールだけと答えたのですが その後 チキンケバプがとても美味しそうで つまみに食べたくなったのです  ウェイトレスは迷惑そうな顔をしましたよ  ダカラサッキ聞イタデショ モウ閉店ナノニ!と言いたそう  ごめんなさいねぇ  ところが催促しても 待てど暮らせどきません  ビールは飲み終えてしまいました  そこへ親分ウェイトレスが 勘定をしに来て言うことにゃ 注文はビールだけだったと 別の娘が言ってるわよと しゃぁしゃぁと言いながら ケバプの注文をした際に持ってきた パンをさりげなく下げるのです  ほら ちゃんと知ってるくせに あーあ ケバプ食べたかったよう   

フュッセンの町の写真

この項 終わり

 

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