45.デッドヘッド

業務の都合で、乗客として飛行機に乗ることを言います。乗客の頭数に入らないから 「死に頭」?

昔、熊本発ホノルル行のチャーター便が出たことがあって、熊本〜ホノルルを乗務するcrewを熊本まで乗せたことがあります。熊本までの乗客はデッドヘッドだけ。そして飛行機はそのままホノルルへ行くので、熊本までのcrewは青社の飛行機で東京へ戻ってきました。
羽田〜熊本の乗務員がそのままハワイへ行けばいいじゃないかって?
当時の勤務協定では、それをすると勤務時間オーバーになったからなんです。

まだ関空がないころ、大阪発の東南アジア路線に行きの大阪まではデッドヘッドで行って、帰りの大阪〜東京は引き続き女性だけが国内線の仕事をしたこともあります。同じルートなのに羽田〜大阪を、行きはデッドヘッドで帰りは国内線の仕事をしたのは、行きは勤務時間がオーバーするからで、帰りは追い風で飛行時間が短くなるから時間内に収まるということなのです。機体はDC-8でした。

デッドヘッドでは、病人の代わりを勤めるために、一人で他社便でヨーロッパの中を移動したこともあります。

デッドヘッドは飛行時間の半分がお給料に組み入れられました。(今のことは知らないよ、念のため)

そう言えば、私がHPを持つようになってから知り合った飛行機少年が言いました。
「あのとき僕、熊本空港にいたんですよ! 熊本に初めてジャンボが来るというんで、学校をさぼって見に行ったんです!!」
彼は大人になった今でも、飛行機の写真を撮りに全国の空港に出没しているようですよ。