5.ホテル

国際線の乗務員が宿泊するホテルは、基本的にはツインかダブルの部屋に一人で入ります。(外国ではシングル部屋はあまりないようです。)

ハンブルグでの懐かしい思い出は、たまたま一緒に乗務した同期のK嬢と部屋が隣同士でしかも中でつながっていたのです。私はツインベッド、彼女の部屋のは大きなソファーが夜になるとベッドに早変わり。間の扉は開け放して行き来し、仲間達がワインなど持ち寄って楽しく過ごしました。コペンハーゲンのホテル

写真はコペンハーゲンに1週間滞在した時のものです。おみやげに買った人形を友とし、お花を買ってグラスにさしていたら、留守の間にお掃除の人が花瓶に入れてくれました♪

部屋のやりくりがつかないと、こんな所にも泊まりましたよ。
@ いつもより広い部屋 (落ち着かない)
A メゾネットの部屋 (中で2階になってて一人じゃ怖い)
B キングサイズのベッド (どこに寝たらいいか分からない)
C シングル部屋 (夏休みのハワイですもん、しょうがない)
D 2人で一部屋 (到着地の悪天候で隣国へ代替着陸。ホテルがなくて先輩と相部屋)アンカレッジのホテル

あるホテルにはカウンターに crew list が置いてあったので、到着するとまずはリストをチェックして友人を探しました。それで20人の同期生のうち5人集まったこともあります。その夜私達がどんなにはしゃいだかご想像つくでしょう? リストが廃止になってしまったのは残念なことでした。

東南アジアの某ホテルは今では建て替えられて大ホテルになりましたが、昔は新館と旧館があり乗務員は旧館の方でした。その旧館は幽霊が出ることで有名でした。ま、幽霊さんも私の所は避けてたみたいですけどね。(笑)
私だって彼 (彼女) を呼ばないように必死でしたよ。洗面所、カーテンの裏、戸棚の中をチェックしたら部屋の電気は全部つけたまま、いつでも外に逃げられるようパジャマではなくTシャツとズボンで寝たものです。ロンドンのホテル

さて、実際にお出ましになった話です。
朝、ロビーに集合した時キャプテンが真剣な顔をしてパーサーに話しておられました。「昨夜出たんですよ。寝ていたら誰かが足元をトントンとたたくので目を開けると、おばあさんがうずくまっていて・・・」
怖くてこの先は聞けませんでした。その後、crew の宿が別のホテルに替ったときは心底ホッとしました。