(1990年代)

1990年
(平成2)

<喪中>

 

1991年
(平成3)

40歳にして、ますます磨きのかかった(?)女房は、昼はワープロの仕事、夜は趣味のパソコンに懸賞応募、教育ママと大忙し。

手持ち無沙汰の亭主は 「無駄よ!」 とそしられつつも、洋画の英語を聞きながら、ビールのグラスを重ねている。

小学5年の長女は、まもなく塾入り2年目。できるクラスとできないクラスの往復で、交際範囲はひろがるばかり。

小学3年の長男は、見せてもらえないテレビを新聞の番組欄で確認し満足している。

 

1992年
(平成4)

近況ご報告。

   去年も仕事に遊びに充実した1年でした。職場は若い人が次々とやめ、平均年齢は上がるばかり。私達おばさんが 「いびり出している」 と言う恐い噂もありますが、たぶん本当でしょう。   仕事(ワープロ)で目が疲れるので、眼鏡を作ったら人はそれを‘老眼鏡’と言います。

   夫は、何があっても相変わらずの極楽トンボ・・・
   小学校6年生の娘は私に似たしっかり者で、「お母さん、たまにはその辺片付けたら」 などと言うようになりました。
   4年生の息子のノー天気は、父親そのまま。将来の夢は、売れない漫画家になって億万長者になること。全くもう!

の年賀状です。




追伸。

今年の年賀状は夫婦合作ではありませんが、夫婦仲が悪くなった訳ではありません。

1993年
(平成5)

   昨年の春、偏差値レベルでは・・・の大好きな中学校に入学した娘。今は、口に入る物なら何でも、という勉強そっちのけの食べ盛り。

   偏差値競争に明け暮れる息子にとって今年1年が正念場。母親のヒステリックな叫びをよそに、赤川次郎の小説に熱中している。

   赤川次郎をとっくの昔に卒業した女房は、子供の受験なんか何のその。去年は2回の海外旅行を決行し、今年も何やら企んでいる。

   航空会社から、海外旅行とは無縁のデパートに就職して丸1年。尊敬すべき上司、本音で語り合える同僚、さらにユニークな部下と多士済々の人間模様。時間はアッという間に過ぎて、もう退社時間。

 

1994年
(平成6)

   今の会社に入社して早や2年。警視庁時代は昇任試験失敗に悩み、航空会社時代はジャンボ機墜落の夢にうなされ、現在は震災対策で頭は 一杯・・・   でも職場環境に恵まれ、愉快な家族に囲まれて 「幸せです」

  不況で5年間勤めた会社の人員整理にあい、炬燵に入って読書三昧の毎日。膝の上に猫がいるのをいいことに、家の者に 「あれ取って、これやって」 と命令している私は 「幸せ者?」   いいえ、これで納まる私ではありません。

  クラブ活動から3年生が引退し、自分達の天下に。去年の新人戦ではいいところまでいったので、もっと強くなる為にテニス・スクールへ通い、ア・テストも高校入試もない学校生活を謳歌している。   「さー、幸せなんじゃない?」

息子   みんな自分の好き勝手な事をしていて羨ましい。お父さんの辞書には 「家庭サービス」 なんて言葉はないし、お母さんは僕たちをほったらかして海外旅行。お姉ちゃんは反抗期の真っ最中で僕をいじめてばかり。    「不幸せです!」

今年は全員が 「幸せです」 と言えるように頑張りたいと思います。

 

1995年
(平成7)

喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮させて戴きます。

   3月7日、義母は桜の花が咲くのを待てずに肺癌で72年間の生涯を閉じました。周囲に気を配り、舅・姑を看取り、嫁や孫達にたくさんの愛情を注いでくれました。
   父以外の者には決して苦痛を訴えることなく、夫婦二人でひっそりと暮らしておりましたが、最後に 「救急車を呼んで」 と言って再入院し、翌日に亡くなりました。
   母のように 『優しく、強く』 生きることは、とてもできそうにありません。想うたびに寂しさがつのります・・・

平成6年11月  (

1996年
(平成8)

ある日の夜、中2の息子がビールを飲んでいる私に向かって一言。「お父さん、いい歳してマウンテンバイクに乗るのやめてくれない?」

ある日の夜、高1の娘がウィスキーを飲んでいる私に向かって一言。「お父さんって、過去を引きずって生きているのね」

彼らの一言にギクリとする今日この頃です。
今年も子供達に背中を見られながら・・・

 

1997年
(平成9)

去年の秋、京王線沿線の百草園で素敵な言葉を見つけました。

つもりちがい10か条
  @  高いつもりで本当は低いのが教養
  A  低いつもりで本当は高いのが気位
  B  深いつもりで本当は浅いのが知識
  C  浅いつもりで本当は深いのが欲望
  D  厚いつもりで本当は薄いのが人情
  E  薄いつもりで本当は厚いのが面皮
  F  強いつもりで本当は弱いのが根性
  G  弱いつもりで本当は強いのが自我
  H  多いつもりで本当は少ないのが分別
  I  少ないつもりで本当は多いのが無駄

しっかり者の高2の娘は着々と将来への準備を進め、中3の息子は3月に行くニュージーランド・ホームステイへ何の準備もなく、行き当たりばったり・・・

女房は食事を作る前から私のビールを横取りし、ついつい遅くなる我が家の夕食。

 

1998年
(平成10)

 

1999年
(平成11)

長寿数え歌より
     60歳、まだまだ若い者には負けんでといいなさい
     70歳で迎えがきたら、ゲートボール中といいなさい
     80歳で迎えがきたら、もうひと花咲かすぞといいなさい

    秋にちょっとした手術をしましたが、今は元気一杯。時々我が家を訪れては家族麻雀を楽しんでいます。

   去年の夏休みに家族でロサンゼルスへ。「毎日英語の本を読んでいるくせに、1週間のうちにしゃべった英語はたったの4回!」 と父親の権威形無し。

   半年間の猛勉強の末、宅建の試験に合格。暮れに会社を辞め、更なる飛躍を目指して現在求職中。

   某大学看護学部1年生。実行委員、クラブにアルバイトと大忙しの毎日。はたして勉強はしているのやら・・・

息子    遅ればせながら高校2年生も終盤になってようやく自分の進路を見つけた様子。さてどうなることやら・・・

猫も我が家の一員