海外旅行保険
皆さんは海外旅行の時の保険をどうなさってますか? 「クレジット・カードについてるから特に考えてはいない」 って? よく見てくださいね。カードの付帯保険は死亡保険だけではないですか?(私のはそうです)
もし疾病&傷害がついていても、自分で病院にかかって費用を立替え、診断書と領収書を貰い、帰国してから保険会社に請求することになります。盲腸になったら手術代が100万円以上したりしますが、カードで十分ですか? それに現地の言葉はできますか?
それで私は病気や事故にあった時のために、その都度保険に入ることにしています。ネットで申し込んで今回(ソウル)は4泊5日で保険料は1,830円、これだけのお金で通訳さんがホテルと病院の送り迎えをしてくれ、診察につきそって支払いも済ませてくれるのですから安いものです。保険は予め入っておくと家を出た瞬間から補償されます。ネットで申し込むのが安くて便利、必ず保険証と説明書を印刷して持参します。オットットの母御用達の保険会社は、登録しておくと2度目以降は保険料が5%割引になります。
2010年1月、ソウルで体調を崩し病院にかかりました。「不死身」 と言われる私ですが、たまにはこんなこともあります。(^^ゞ
病院へいきました
無料通話の電話番号がない国からは、コレクトコールで日本に掛けます。
【1】 ホテルの電話番号を手元において、保険会社指定の番号に電話をかけます。韓国からはシンガポールに繋がりました。でもホテルによっては電話代が無料にならないこともあるとかで、折り返し向こうから電話をくれました。(結局、電話代は無料でした)
【2】 保険証を見ながら契約の番号等、質問事項に答えます。症状と希望を聞かれるので、日本語を話せる医師が良いならばそれを伝えます。
【3】 病院を探してくれた韓国の担当者から電話がきました。土曜日の時間外、日本語を話せる先生がいなかったので通訳を向かわせたとのことでした。
【4】 女性の通訳さんから 「ホテルの近くに来ているのでロビーで待ってて下さい」 との連絡が入りました。最初に電話をかけてからここまで30分くらいでしょうか、迅速な対応に感謝しています。
病院の救急外来で、病院着に着替えて検尿とレントゲンを3枚(正面・横・腹)、点滴を2本。カッコイイ若い男性医師に脂肪で膨らんだお腹を触診されるのは気恥ずかしかったけれど、通訳さんの 「ションベン」 には笑えました。(実際は笑うどころではなかったのですが)
点滴が終了して着替えをしている間に通訳さんが支払いと薬の受け取りを済ませてくれ、一緒にタクシーでホテルに戻りました。幸い大事に至らず、貴重な経験をしました。
追伸:インターネットで申し込めなくなりました
年と共に体に故障が出てきて降圧剤を飲んでいるので、「既往症有」ということになりますね。そうするとネットでは申し込めません。「既往症有」にチェックをつけると、もう先へは進めず「窓口へどうぞ」となるのです。
保険会社は二通りに分かれます。既往症以外の病気にはお金が出るけれど、既往症に対しては1円も出ない会社と、既往症にも300万円まで出るという特約がある会社です。会社名は分かっていますが、将来変わるかも知れないのでご自分でお調べください。一応現時点では東京海上日動とAIGです。(詳しくはこちら)