ウィーンでオペラ

【2010.5】  1.序章　　2.計画　　3.オペラ　　4.ホイリゲ　　5.シェーンブルン宮殿　　6.美術史美術館　　7.ブリューゲル　　8.ウィーン料理　　9.建築物　　10.クリムト　　11.市内散策　　12.メルク　　13.汽車の旅　　14.Sound of Music　　15.Salzkammergut　　16.ザルツブルク　　17.ビアホール　　18.お土産

「ウィーンでオペラ♪」 と意気込んでいたのに、競争率が激しくてチケットを確保できませんでした。(-.-)

チケットは公演の１ヶ月前に販売されます。厳密に言うと、あらかじめインターネットで Standby-Ticket の申し込み（購入の予約）をしていた人が優先的に割り当てられ、その翌日から通常の購入が開始されるのです。その場合は空いている好きな席を選んで買うことができ、予約購入の場合は大まかにしか指定することはできません。

Standby-Ticket の申し込みは、オペラ座のサイト から 「月間公演プログラム予定」 へ行き、希望日・希望公演の 「tickets」 をクリック → 「Bookings/Standby-Tickets」 のところで、枚数・希望の金額及び許容範囲の金額・キャンセル待ちはいつまでOKかなどを記入します。（左の表）

さらに 「席はバラバラでも良い」 「前列がいい」 「一つは通路側の席を」 「足が伸ばせる席を」 「端っこで見難くても良い」 などの条件にチェックを入れ（右の表） 「choose sections」 で希望の座席（Balkonとか）を選びます。お任せなら選ばなくても良いです。そして 「continue」 を押すと shopping cart の画面へ行ってクレジットカードの情報などを登録します。この時に画面の右上に数字（時間）が表示されるので、もたもたしているとゲームオーバー！になるのでしょう。無事に終了したら確認の画面に Transaction code（確認番号）が表示されるので印刷しておきます。

さて１ヶ月前の翌日にネットでチェックしたら、金額の上から下まで全て残席ゼロになっていました！ つまり発売初日で、立ち見席まで全て売り切れてしまったということです。追って 「残念ながら･･･」 のメールがきました。「３人バラバラは否」 とか 「見えにくい席は否」 などと条件をつけたのが良くなかったかも知れません。出発１週間前と設定したキャンセル待ち終了後は 「続けてキャンセル待ちしますか？」 とメールがきましたが、待つ元気はなくなっていました。

キミちゃんがおっしゃるには、人気のある指揮者と人気のある出演者ですごい前評判になっていたのだそうです。じゃ仕方ないわね。

でもね、転んでもタダでは起きないオバサンは、ちゃんとオペラを観たのです！
オペラ座の外にスクリーンがあってLIVE中継を見ることができるのですよ〜♪ パイプの椅子が並べてあって２時間前から場所取りをしている人を横目に食事に行って、開演30分前に戻ったらまだ少し残っていました。いっぱいになると前方に敷物を敷いてくれます。でも、お尻が冷えそうね。

前の席に並んだ日本人女性６人組は 「ハバネラ」 と 「闘牛士の歌」 が演奏される第一幕だけを見て帰って行き、結構入れ替わりもあります。寒さに耐えられず私達も第二幕で退散しましたが、防寒対策をして席を確保できれば、大画面で見られるしこれで十分かも知れません。

闘牛士の歌	第１幕終了

イヤな経験もしました。友人が椅子に荷物を置いてトイレ中座した際、若い男性がそこに座ろうとしました。私と親切な隣席の人が 「ここはダメ」 と言ったのに 「戻るまで」 というジェスチャーをして座り込み、彼女が戻って来ても知らん顔をして動かないのです !!　隣席のおじさんと私は顔を見合わせて肩をすくめるしかありません。幸い彼女は後ろの列に空いた席を見つけることができましたが…

ウィーン
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