スイス鉄道の旅
【1999.8】 1.準 備 2.ルツェルン 3.グリンデルワルト 4.シュピーツ 5.ユングフラウヨッホ 6.チューリッヒ
2日目、ルツェルン 〜 グリンデルワルト
さすが4つ星ホテル。朝食の素晴らしいこと! 甲冑などが飾られた重厚な部屋でのバイキングで、他のどのホテルもかなわないと思われる程おいしくて豊富な種類です。チェックアウト後、荷物を持ったまま町を散策。(だから荷物は小さくまとめます。) 屋根付きの シュプロイヤー橋 や カペル橋 を渡って駅へ向かいました。スイスといえばカペル橋が有名。1995年の火事の後再建されましたが、古いままのシュプロイヤー橋の方が重みがあります。
駅で荷物を グリンデルワルト へ向け発送し(10フラン)、インターラーケン 行の電車が来るまで駅で ビール。
車内では一人旅の日本人の男の子に会いました。ちょっと頼りなさそうだけどさわやかな青年。インターラーケンへ直行する彼と別れて私達は マイリンゲン
で下車。‘シャーロックホームズが転落死(?)’
した滝を見に行くつもりが、「アーレシュルフト
へ行くならこのバスだよ。」
と運転手さんに声をかけられ、それが何だかも分からないうちに着いてしまったのでした。岩肌に取り付けられた木造の通路を歩きます。高所恐怖症の人には無理かも・・・
マイリンゲンからは山越えの ポストバス
でグリンデルワルトへ向かう予定でしたが、途中までは運航されているものの、その先がクローズだとのことでした。乗る前に必ず確かめましょう。
一口メモ :アーレシュルフトは日本では見られない地形だそうで、一見の価値あります。
再び電車に乗ってたどり着いた グリンデルワルト は寒くて小雨。聞けば前日は山では雪が降ったとのこと。手近の店に飛び込んで防寒着を買い込みました。雲に隠れて山は見えません。「この分じゃ明日の登山電車は無理ね。」 などと話しながら道端のレストランで ビールを 飲んでいると、プフィンシュテーク(Pfingstegg) へのゴンドラが動いているのが目に入りました。走って何とか最終便に乗ることができ、わずか10分の滞在ではありましたが、グリンデルワルトの町並を一望できる場所で、可愛らしいおもちゃ箱のような景色を堪能することができました。
ホテルは、町外れの教会の前。駅からはちょっと遠いものの最高のロケーションです。ベランダから目の前に教会、その奥に 下氷河(Unterer Gletscher) が見えます。教会の墓地には墓石の周りに色とりどりの花が植えてあって、墓地というよりお花畑のようでした。
ホテルは3つ星(宿泊費1部屋212フラン、1.7万円)。ハーフペンション(夕食付1人35フラン追加) にして正解。ここが今回のスイス滞在中一番おいしい食事でした。レストランが併設されているので、家庭料理ではなく本格的なものです。ワイン を1本いただきました。
一口メモ :墓地には エーデルワイス も植えてあるそうですよ。
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