蘇州・上海

 

 

刺繍研究所

2011.117.笠地蔵との旅  8.蘇州到着  9.蘇州町歩き  10.蘇州の世界遺産  11.上海蟹  12.上海へ  13.上海町歩き  14.夜景


蘇州には世界遺産の庭園が9つあり、それらを蘇州古典園林と言います。拙政園、留園、滄浪亭、獅子林、網師園、芸圃、退思園、ぐう園、環秀山荘です。そのうち拙政園、留園、滄浪亭、獅子林は蘇州四大庭園で、さらに拙政園と留園は中国四大名園のうちの二つです。蘇州四大庭園のうち留園は前回訪れたので、今回は他の3つの庭園と環秀山荘へ行ってきました。

環秀山荘・・・刺繍研究所の中にある小さな庭園です。右端の写真は窓の桟を掃除する人達で、箸に布を巻きつけて隅々まで丁寧に磨いています。
刺繍研究所では、作業現場を見学することができました。緻密な刺繍は難しい技術なので、若い人が育たないのだそうです。

滄浪亭・・・現存する庭園の中で最も古く、こじんまりしているけれどなかなか良い所です。どこの庭園も持ち主が変わると改修されたり、時代を経て荒廃し再建されたりしていますが、滄浪亭は戦時中に日本軍に占領された際にも破壊され1954年に再建されました。

入り口 竹藪 透かし彫りの窓

拙政園・・・蘇州の古典庭園の中で一番大きい庭園です。蘇州へきたら、まずはここを見ないといけません。自然があふれる庭園は3/5が池になっています。入り口に日本語を話す若い女性のガイドさんが待機していたので、150元(2000円弱)で雇って正解。次の場所への時間を考えて、最低1時間の見学を45分に縮めて要領よくやっていただきました。(^^ゞ

北寺塔を借景に

未婚の娘が2階で暮らした

井戸
パンダが食べる竹 お金と花を表す石畳の模様

獅子林・・・太湖石を積み重ねて作られた築山が迷路のようになっています。

獅子に見える? 太湖石の迷路

どこの庭園も同じですが、花窓と呼ばれる透かし彫りの窓は同じデザインのものはないので、長い回廊の壁にずらりと並んだ窓を見て歩くのも楽しいです。
さて、9つの世界遺産の庭園のうち5か所を訪れました。あと1回行けば、全部見られるかな?


上海
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