実況中継

2006/9/7、カナダへお土産
カナダへ行く日が近づいてきました。
ホームステイするお宅の娘さんへのお土産です。
アドバイスいただいて、「こんにゃく畑」も「コアラのマーチ」も買いました。「抹茶チョコレート」が手に入らなかったけれど空港にあるかな…

2006/9/8、お土産2
実はこの箸置きは、娘の嫁ぎ先の母上が作ってくれたものです。すごいでしょう!
和紙でできているので、洗えないですが (^^ゞ
カナダへのお土産にって10個以上ありましたから、ひとつはちゆきさんにキリ番プレゼント♪
他にお米3合、カレールウ、おろし生姜、醤油、ふりかけ、梅干、海苔など用意しました。(^^ゞ

2006/9/10、PEI到着
成田-デトロイト
離陸してから1時間半後には最初の食事が終わっていました。ふう、慌しかったです。お酒は無料じゃなくて5ドル(500円)です。日本円の方が安いじゃん♪
隣のカナダ人の兄ちゃんは5千円札を出そうとしたら、おつりがなくて泣く泣く諦めていました。おばさんが奢ってやっても良かったんだけど、英語で話しかけるのも面倒だから止めときましたわ。(^^ゞ
食事と飲み物のチョイスは、「beef or chiken? beef or chiken?」、飲み物は「tea? tea?…」「coffee? coffee?…」「green tea? green tea?…」
随分大雑把ねぇ。日本の会社なら「お食事はどちらになさいますか? (Which would you like beef or chiken?)」とか「コーヒーはいかがでしょうか? (Would you care for some coffee?)」などと言いますけどね。
デトロイトに着いても、後部担当のFAさん達はお客さんに挨拶するわけでもなく、ギャレーの中でだべってました。前の方の男性は笑顔で一人一人に挨拶してましたけど、総じて「単なる乗り物」という印象でした。

写真はデトロイト空港内を走るシャトルです。

デトロイト-シャーロットタウン
50人乗りの小さな飛行機でFAさんは一人でした。飛行時間は2時間、出たのは飲み物だけ。エアカナダはもっと飛行時間は少ないのにスナックが出たなぁ。(最近、サービスの内容が変わったそうです)

ホームステイ家に到着
大きな家に61歳の女性が一人と猫ちゃんが住んでいます。週末は、娘さんやら親戚のおばさんが訪ねてくるようです。日本からのお土産を広げてワンダフル、ワンダフル♪の連続でした。(^^ゞ

ではもう28時間起きているので、お休みなさい。
ちなみに私の部屋にはLANのコードがひいてあるので、好きなだけネットができます。最高♪

2006/9/11、町の探索
課題を与えられて、珍しいもの・変わったものなどを探して、シャーロットタウンの町を歩き回りました。例えば、「○○通りにある黄色い家の緑の玄関の前にあるものの写真を撮りなさい」とか、「アンのお店のマネージャーにこういう質問をしなさい」などです。
ぐるっと歩いてまわれる程小さな町ですが、終わった後さらに一人で歩き回ったので疲れました。ホストファミリーの迎えを断ってバスで帰ろうとしたら、最後のバスを逃してしまいました!
写真のかぼちゃは、何と1個350円!
こちらは時間が早く、どこの家も夕食は6時頃です。

2006/9/12、ボート遊び
午前の勉強は、「赤毛のアン」の1章~3章の中から形容詞の勉強で、人物の性格描写など。
次はアンのミュージカルで歌われる歌をテープで聞いて、テキストの抜けている所の文字を埋めました。アットホームで楽しい勉強ですよ。
午後はボート遊び。一人乗りのカヤックか2-3人乗りのカヌーで、若い子達はカヤック、私は勿論カヌーです。(^^ゞ カヌーに犬が乗っているのが分かりますか?
終わった後は火を焚き、マシュマロを木の枝に刺して焼いて食べました。
美味しかった~♪
昨日は夜に娘さんが来て、お土産の着物もどきを着て大はしゃぎ!
How do you know my size? フリーサイズなんだってば(笑)
今日の夕食後はビクトリア・パークに散歩に行きました。ボードウォークを歩き、灯台の所で夕日が沈むのを見て、すれ違う知人に挨拶をして、車で町を一周して帰ってきました。これから宿題をやって寝ます。

2006/9/13、アイスとミュージカル
今日は学校でアイスクリームを作りました。アンの時代は機械を手回しだったので大変だったようですが、現代は電動です。
1日目の宿題は
●ホストファミリーに質問をする。(飼っている動物の名前、友達からの電話は何時までOK?、家の中の行ってはいけない部分はどこ?、その他)
●自己紹介を兼ねた日記を書く
●「赤毛のアン」1章~3章まで読んでくる
でした。毎日こんなかんじです。

食事は、朝食は自分で勝手に食べ、昼食はサンドイッチを用意してくれます。夕食は月曜日はラザニア、火曜日は野菜と牛肉の炒め物にバターライスの付け合せ。←今日のランチはこれの余った物を炒飯にしました。
そして今夜の夕食はクラスメートと外食。ダンディー・アームズ・イン(有名なB&B)の安い方のレストラン(パブ)に行きました。何故かというと、夜7時半からはミュージカル。一度家に帰ってまた送り迎えをしてもらうのですが、それではホストファミリーに申し訳なくて皆で相談しました。

ミュージカル鑑賞も学校の行事です。昨日に続き今日もミュージカルで歌われる歌詞を聞き取る勉強をしたので、結果は散々でしたが知っている歌が出てくるのは楽しいものです。
今は夜の11時、これからまた本の8章~10章まで読まなければなりません。子供向けに優しく書き直したもので、高校生でも十分読めるような本です。(^^ゞ

2006/9/14、キャベンディッシュへ
今日はキャベンディッシュへ行きました。アンの本に「アヴォンリー」として登場する町です。
本来なら午前中は授業をして、午後にアクティビティなのですが、午後は雨になりそうだとのことで午前に出発しました。雨は11時にパラパラと降っただけで、大したことはなく結局1日中キャベンディッシュにいて授業はなしでした。\(*^▽^*)/
郵便局、屋敷跡、お墓、Green Gables、恋人の小道、お化けの森、海岸、ショッピングセンター、一通り行って来ましたよ。Cavendish の郵便局から手紙を出すと特別なスタンプを押してくれるとのことで、急遽皆様に絵葉書をお送りしました。中身は何も書いていないので悪しからず。(^^ゞ

夕食はミートローフでした。今夜の宿題は作文です。フー!

2006/9/15、ロブスター・ランチ
授業を早めに切り上げ、皆でスーパーへ行って巨大なロブスター・ムール貝・ポテトサラダ・マカロニサラダ・コールスロー・パン・ナン・ケーキなどを買って、学校のスタッフの家で調理して食べました。ロブスターは一人一匹です!
ただ茹でただけなんですけど、何も味付けしなくてもおいしい!
すごいお屋敷なんです! 家から見えるのは広い芝生と湖、その向こうの森だけ、近所に家はありません。贅沢な眺めを一人じめ♪
スパークリング・ワインで酔い、お腹もいっぱいになったので、夕食はパスしました。(^^ゞ

2006/9/16、Farmers Market
今日は休日。自転車を借りてファーマーズ・マーケットと、昨日買い物をしたスーパー・ストアへ行ってきました。
ファーマーズ・マーケットは土曜日の9時~14時まで開かれます。野菜・肉&ハム・手作り品・食べ物屋さんがあり、ここで特大のソーセージをはさんだパンを食べました。左の写真、黄色いのはカリフラワーです。珍しいでしょう?
PEI大学横のトレイルを自転車で走る時、すれ違う人々の半分位と声をかけあい、楽しい散歩となりました。
夕方は私がカレーと鳥のから揚げを作りました。日本からカレールウと小さな醤油とチューブ入りのおろし生姜を持参していたのです。カレーはスープとしていただきました。You are so smart ! ですって(^^ゞ
ホストマザーのおばさん(80歳過ぎ)や従妹達が来て食事をはじめ、途中で娘さんが来た時、おばあさんが席をずらそうとしたら 「私はそばにいたいのよ~♪」と言って抱きつきました。何て優しい娘さんなんでしょう!
私は食後は「手紙を書くから」と自室に引き上げたのですが、皆はまだ賑やかにおしゃべりしています。

2006/9/17、Avonlea Village
日曜日、クラスメートと再びCavendishへ行ってきました。
昨日今日と夏のようなお天気で最高の観光日和♪
シャトルバスは途中で日本人の女の子達が泊まるB&Bに立ち寄り、彼女達の荷物を降ろして、帰りは寄り道をして私を家の近くで下ろしてくれました。結構融通が効くのね。^^
さてAvonlea Villageは、、、夏ならばもっとたくさんのイベントをやっていたかも知れないけれど、closeしている所もあったし、わざわざ15ドル払ってまで行く程ではないと思いました。(-.-)

次はGreen Gablesです。家の中は先日見学したので、今日は裏のBalsam Hollow Trailだけ歩けば良いわけで、「それでも入場料はいるの?」と聞いてみました。やった~、いらないそうです。しっかり者の母さんでしょ。(^^ゞ
「お化けの森」を抜け、道路を渡った所から住居跡へ続く道を歩いてポストオフィスの裏へ出ると、Cavendishを1周したことになります。休憩でおいしいケーキを食べ、疲れて帰ってきました。
今夜はホストマザーはお出かけです。「冷蔵庫にある物、何でも食べて」ということで、昨日の残りのカレーとチキンを食べました。

2006/9/18、Quilting
今日のアクティビティは「キルト作り」、キルトの材料屋さんに行って教えてもらいました。私のは左下です。素敵にできたでしょう?

晩御飯は他の人はポークで、豚肉がダメな私のは特別にチキンを用意してくれました。右上は味付けしたライスです。いつも少し固めなんだけど、そんなものだと思っているんでしょうね。これで腹6分目位、そうしないとこの後にケーキの拷問が待っているのですよ。(笑)
先日従妹さんが持ってきた(買ってきた)ケーキに、アイスクリームと果物と暖めたルバーブジャムがたっぷり乗っています。ふぅ~、お腹いっぱい!

2006/9/19、観光日和
今日のactivityは観光の日。まずはNew Glasgowのアイランド・プリザーブへ寄って噂の「イチゴ&ルバーブ」ジャムを試食しました。味は殆どイチゴジャムでルバーブの酸っぱさが全然無く、この前ホストマザーが作ってくれた「ピーチ&ルバーブ」ジャムの方がよほど美味しいです。明日はそのジャムを学校へ持って行って、皆に味見させてあげたいと言ったら、マザーの喜んだこと♪
次にNew Londonのモンゴメリが生まれた家へ行きました。ここで本を6冊買ったら、1冊ごとにBirth Placeのスタンプを押してくれましたよ。本を買うならここがお勧めです。
French Riverは通過です。日本人には有名な観光スポットでも、現地の人にとってはただの倉庫群なんですね。
そしていよいよ「輝く湖水」のあるPark Cornerへ。お天気も良く、湖面は本当にキラキラ輝いていました。
最後にKensingtonの駅舎跡に行って、今日も充実した一日でした♪

夕方は親戚の人が来て、ベランダで一緒に食事をして裏庭でピンポンをして遊びました。

2006/9/20、Cooking
今日は、なんとお料理を習いましたよ~
シーフード・チャウダーとビスケット。チャウダーの中身はホタテの貝柱・大正海老・白身魚・鮭・ロブスターの肉(缶詰)・あさり(缶詰)という豪華版。このレシピは、2004年のInternational Chowder Championのだそうです。
ビスケットには、うちのホストマザーお手製のルバーブ&ピーチジャム♪ このジャムは皆に好評でした。

夕方は今週から参加したクラスメートに町を案内して、Lobster on the Wharfで夕食を取りました。私は↑の料理でお腹はすいてなかったので、ロブスターのサンドイッチにしました。今夜もお腹が苦しいよ~(^^ゞ

2006/9/21、Horseback riding♪
So my teacher is checking my blog, I musut be honest.
Yes I was scared at first, but・・・楽しかったよ~♪
怖がっていたもんで、一番年寄りの馬に乗せてくれました。でも最初にあぶみに片足をかけて馬に乗る時、身体が上がらないのよ。ホント、どうしようかと思いました。(^^ゞ
乗馬の後は The dunes studio gallery へ寄って、Dalvay by the See Inn(ホテル) の写真を撮りました。アンの映画で「ホワイトサンド・ホテル」として出てくる所です。いつか泊まってみたいものです。

今日の夜ご飯は魚、トマトライスが美味しかったです。最近はご飯もちゃんと軟らかいです。今夜から韓国人の男の子が泊まるので、ホストマザーが迎えに行っています。男の子は半地下の部屋です。(笑)

2006/9/22、学校の最終日
朝、ホストマザーは私に言いました。「TGIF, no more homework !」(笑)
TGIFというのは、Thanks God It's Friday.という意味です。

「赤毛のアン」の残った部分を最後までざっと済ませて、午後は最後の観光に出かけました。Confederation Bridge, Gateway Village, Victoria、実はこれらの場所は明日友達と回る予定の場所なんですわ。(^^ゞ
最後に先生の家にも寄りました。人里離れた場所に建つ築100年の元農家で、家は古いもののりんごの木などがある広い庭♪ 冬には子供達がソリ遊びもできるそうです。

今夜の食事はチキンと野菜炒めにポテト添え。食事が終わったらビクトリア・パークに散歩に行く予定だったけれど、韓国人の男の子達の帰りが遅く、暗くて寒くなったので取りやめました。
今日はLast Summer day、観光地の土産物屋も続々closeされています。短い秋が終わったらすぐに冬、明日からは寒くなりそうです。

2006/9/23、Briarcliffe Inn
朝、ホームステイ宅で韓国人の男の子達がなかなか起きてきませんでした。Farmers Marketへ行きたいと言っていたのに、早く起きないと終わってしまうじゃない!というわけで、母(私)は叫びましたわ。「あんたら、いつまでも寝とらんと早よう起きんかい!」
お昼にホストマザーに空港まで送ってもらって、友達と再会。そこからドライブの始まりです。「さてと、どう行けばいいの?」「私に聞かれても・・・」慌てて地図とにらめっこ。迷ったところで元に引き返せばいいだけのこと、曲がるべき道をすっ飛ばしてコンフェデレーション・ブリッジはパス、あっという間にサマーサイドまで来てしまいまいした。

今回のメインのB&Bはブライアクリフ、さんざん道を迷ってやっと着きました。夕食を楽しみにしていたのですが、料理担当の奥さんが留守で食事を提供できないとのことで残念でした。お茶をご馳走してくれて質問攻めです。
Hちゃんと一緒で良かったわ、ホッ…
今日走った距離を考えると結構走れそうなので、今回の4日間でNorth CapeとEast Pointへ行って「証明書」を貰ってこようと思います♪
左の写真はBlockhouse Pointの灯台で、右は今夜いるB&Bです。

2006/9/24、North Capeへ
ブライアクリフ(B&B)の朝食は8時、15分過ぎるとまずくなり、30分過ぎると犬にくれてやるそうです。(笑)
他の宿泊客となごやかに会話を楽しみながらの食事です。とは言っても私が答えられるのは、私自身のこととアンのことだけ。Hちゃんがいて本当に良かった。この宿は英語が流暢でない人は少しつらいかも…(^^ゞ
しましまの灯台(West Point)と、North Capeへ行ってきました。忘れずに証明書も貰ってきましたよ。今日の走行距離は360キロ位かな、すごいでしょう。(^^ゞ
日本人のご夫妻が経営しているレストラン、Blue Windsは評判に違わずとても美味しかったです♪
今夜の宿はCavendish(アボンリー)のShining Waters Country Inn、レイチェル・リンド婦人のモデルとなった人が住んでいた家です。

2006/9/25、Parkview Farm
今日は良い天気で最高でした。キャベンディッシュを一通り歩き、フレンチリバー&パークコーナーへ。イングルサイド(炉辺荘のアン)【写真左】と夢の家(アンの夢の家)のモデルとなった家、そしてトライオンの灯台も見ることができました。
時間が余ったのでHちゃんのリクエストで北米で有名な園芸屋さんに行って、ついでにシャーロットタウンも一回り歩いてきました。

今夜の宿はParkview Farm Tourist Home & Cottage【写真右】、着いた途端に牛の臭いがしました。(笑)
インターネットは無線でないのが少し不便。談話室に日本語が入っているPCがあるので、そのモデムにLANコードを繋いで使っています。部屋は可愛いですが、浴室は共同です。布団は手縫いのキルト、オーナーは気さくなおじいさん&おばあさんです。

2006/9/26、島内ほぼ一周
「赤毛のアン」の映画で「ホワイトサンド・ホテル」として撮影されたDalvay-by-the-sea Hotelを遠めに見て【写真左】、East Pointへまっしぐら!
Elmiraの古い駅舎跡【写真右】に寄って、次はPt.Primの灯台です。これで島の東西南北の灯台を全て見たことになります。4日間の走行距離はかなりなもので、アメリカに住んでいるHちゃんであればこそできたことと、感謝しています。

夜は(再び)ミュージカルを見に行きました。9月30日が最終公演でお客さんも半分以下でしたが、最後は全員が立ち上がっての大拍手でした。
2008年は「赤毛のアン」が出版されてから丁度100年ということで、PEIでは特別な催しがあるようです。その時に再び…と思っています。運転手を探さなくちゃ(^^ゞ