プリンス・エドワード島
生家にあるキルト |
【2002.6】 1.予約 2.出発前夜 3.往路 4.PEIへようこそ 5.CavendishのB&B 6.赤毛のアン 7.CharlottetownのB&B 8.モンゴメリ 9.花々 10.帰路 11.サイクリング
映画 「赤毛のアン」
で主役を演じた2人が大人になるのを待って撮影された第3部がカナダで公開されました。日本に来るのが待たれますね。でも本とは全く内容が違うんですって。(-.-)
アンの映画は殆ど別の場所で撮影されたので、島の人々にとってはイマイチぴんとこないらしいですよ。
でもテレビ番組の 「エミリー」 は全部PEIで撮影され、主役を演じるのはシャーロットタウンの子なので、皆さんはこちらの方が好きなんだそうです。日本でも放映されるといいなぁ…
モンゴメリ | マクドナルド(モンゴメリ)夫妻のお墓 | 祖父母と暮らした住居跡 |
ちなみに 「エミリー・シリーズ(Emily of New Moon, Emily Climbs, Emily's Quest)」 というのは、書くことの大好きな女の子が孤児になって母方の伯母の家に引き取られます。ウソっぱちを書くことを禁じられてもあきらめず、原稿が何度も出版社から送り返されながらも最後には夢を果たすという、モンゴメリー自身の姿を投影した作品です。
左 :
マクドナルド牧師と知り合った教会とモンゴメリが暮らしていた家を再現した郵便局 |
ブックストア はお店というより小屋です。モンゴメリのお葬式にも出席したという、遠縁の女性が説明をしてくれました。分かり易い英語なので、ある程度予備知識があれば理解できます。
銀の森屋敷 | 輝く湖水 | モンゴメリが作ったクレイジー・キルト |
クレイジー・キルトは色も形も大きさも異なる様々な布を、凝ったステッチではぎ合わせます |
エミリーを出したからには、パットにも言及しないといけませんね。
「パット・シリーズ(Pat of
Silver Bush, Mistress Pat)」
の舞台となったのがパーク・コーナーにあるモンゴメリーのいとこの家 銀の森屋敷 で、現在は『グリーン・ゲイブルズ博物館』
(? 紛らわしいよね) として公開されています。
私が訪れた日は、モンゴメリが結婚式をした部屋で日本人のカップルが結婚式をあげていました。付き添いは新郎新婦の母親だけ。お母様達の方が張り切っていらしたように見えました。(^^
モンゴメリはこのパットが一番のお気に入りだったそうです。後編の 「パットお嬢さん」 は、なかなか結婚せずにオールド・ミスと言われるようになったパットの日々を綴ったものです。モンゴメリ自身36歳で結婚したので、その間の想いを小説にたくしたのでは?と想像されますが、いかがでしょうか・・・
モンゴメリの生家、中は2階建て | 生まれた部屋 | 素敵な水差しと洗面器がありました |
一口メモ : 銀の森屋敷 の隣に 「赤毛のアン」 に出てくる 輝く湖水 があります。ガイドブックなどには道路向こうの大きい方の湖の写真(こちら)が載っていますが、本当は家の傍の小さい方だそうですよ。(道の下で繋がっているので、どちらでも良いという説もあります)
プリンスエドワード島
【2002.6】 1.予約 2.出発前夜 3.往路 4.PEIへようこそ 5.CavendishのB&B 6.赤毛のアン 7.CharlottetownのB&B 8.モンゴメリ 9.花々 10.帰路 11.サイクリング