プリンス・エドワード島

2002.6】 1.予約  2.出発前夜  3.往路  4.PEIへようこそ  5.CavendishのB&B  6.赤毛のアン  7.CharlottetownのB&B  8.モンゴメリ  9.花々  10.帰路  11.サイクリング


夢にまで見た赤毛のアンの故郷 Avonlea、そこは実際には Cavendish という村で空港からタクシーでおよそ30分(49ドル--2002年)、人口はたったの30人と聞きました。通いの人が多いのね。
アンの家 (Green Gables) は、かって作者モンゴメリの親戚 (兄妹でマリラとマシューのモデル) が住んでいた所です。
家の向かって左側に 恋人の小道 があり、手前の草地を降りて行くと お化けの森 になります。

グリーン・ゲイブルズ裏側 恋人の小道 お化けの森

下の写真、左はアンの部屋。欲しがっていた パフスリーブ の服が掛かっていますね。窓の所にはダイアナと連絡を取り合っていたランプに灯がともり、外には 雪の女王 が咲いているのが見えます。本では桜の木となっていますが、実物はりんごの木でした。(物語に合わせて後から植えたのかな? という気もします。) 真中の写真、マリラの部屋にはアンが盗んだと疑われた 紫水晶 が置いてあります。

vpei0606.jpg (24682 バイト)

右の客用寝室のベッドの下を注目。何と‘おまる’なのです。昔のトイレは外にありましたから夜に使用します。

日本ではアン・シリーズは10冊とされていますが、本国では8冊で 「アンの友達 (Chronicles of Avonlea)」 と 「アンの村の人々(Further Chronicles of Avonlea)」 は別冊扱いになっています。また順番通りに書かれてもいないのです。次々と続編を期待されて、「しゃーないなぁ、じゃ、あの辺に話を付け足すとするか…」 となったのでしょうかねぇ。

ところで今回の旅で、私は11番目の本をゲットしました
The Road to Yesterday」、先の別冊と同じく村の人々のお話です。Ingleside(炉辺荘) に住んでいるアンの家族も登場しますが、何よりも 『スーザン (ブライス家のお手伝いさん) が言うには…』 という言葉が随所に出てきます。
でも発行年が1974年なんですよ。モンゴメリが亡くなったのは1942年。B&B の奥さんが 「モンゴメリの死後、日記などを元にして家族が出版した本もあるようよ。」 とおっしゃっていましたが、これもそのひとつでしょうか?

「赤毛のアン (Anne of Green Gables)」 の電子図書はこちら

ミュージカル を見ました。今年から主役を演じるアンが代わり、「まだ3回目の公演なのに、とっても良かったわ。彼女ははじけてる (outburst)。」 と B&B の奥さんはおっしゃいました。本当に楽しくて、これを見にまた行きたい と思いましたよ。アンやダイアナなど子役を演じるのは大人なのですが、背が低い人 (せいぜい165cm?) が選ばれているように見えました。

一口メモ : グリーン・ゲイブルズには入口の建物横に公衆電話があり、クレジットカードを差し込んで国際電話がかけられます。カードを裏返しに入れ、指示に従って 011-81-3-xxxx-xxxx (東京03の場合) をプッシュします。(2006.9月、何故かカードを利用できませんでした)

グリーンゲイブルズ内部


プリンスエドワード島
2002.6】 1.予約  2.出発前夜  3.往路  4.PEIへようこそ  5.CavendishのB&B  6.赤毛のアン  7.CharlottetownのB&B  8.モンゴメリ  9.花々  10.帰路  11.サイクリング