フランス・ブルゴーニュ地方へ列車の旅

2014.6実況中継   1.計画  2.ノートルダム大聖堂(リヨン1日目)  3.シュヴァルの理想宮(リヨン2日目)  4.リヨンからボーヌへ  5.ボーヌ町歩き(2日目午前)  6.ワインツアー(2日目午後)  7.ボーヌからディジョンへ  8.ふくろうの順路(ディジョン初日夕方)  9.ディジョン美術館(2日目午前)  10.美しい村(2日目午後)  11.ディジョンからパリへ  12.ヴェルサイユ宮殿(パリ2日目)  13.ヴェルサイユ離宮(パリ2日目後半)  14.パリ街歩き(最終日午前)  15.国立近代美術館(最終日午後)


大トリアノン、ルイ14世が宮廷の目を逃れて愛人と会う隠れ家として作られ、後年はナポレオンもたびたびパリから訪れて滞在しました。ナポレオンが失脚した後は、亡命先から帰国したルイ・フィリップが国王になりました。

柱廊 庭園 鏡の間
皇后の寝室 ルイ・フィリップの家族の間 控えの間

プチ・トリアノン、ポンパドゥール夫人のために建てられたものでしたが、後年はマリー・アントワネットが堅苦しい宮殿から逃れて親しい女官達と少人数で引きこもって暮らしました。

プチ・トリアノン 中庭 大階段
王妃の居室 トイレ 厨房

愛の殿堂はプチ・トリアノンから少し離れた所にあり、アントワネットとフェルゼン伯爵との密会の場所でした。このフェルゼンという人、恋人のくせにドジ踏んで、追ってから逃げていたアントワネットは捕ってしまうんですよ。王妃の村里には実際に農民を住まわせ、野菜を作ったり家畜を飼ったりしていました。要するにマリー・アントワネットの田舎遊びごっこの場所なのね。

愛の殿堂

パリに戻ってきました。モンパルナス駅から歩いてル・セレクト(カフェ)へ行き、早めの夕食です(クロック・マダムとサンドイッチをシェア)。そういえばお昼は抜きなのでした。ル・セレクトでは愛想の良いおじさんが、日本の雑誌に載った自分の写真を見せてくれました。片言の日本語を話したくてしょうがないといった様子で、隣のテーブルにまで日本語で注文を取ろうとしていました。(笑)

カフェの前のvivin駅からシテ島へ移動し、私は前に見たことあるので、コンシェルジュリは友人一人で見学してもらいました。ちょっとした冒険気分だったかしら?(笑)

コンシェルジュリ サント・シャペル

そしていよいよサント・シャペル世界遺産)でのコンサート。申し込みはこちらです。この日のコンサートは7時開始と8時半開始があり、7時を予約してe-Ticketを印刷して持って行きました。チケットセンターみたいな所へ取りに行くよりは、こちらの方が簡単です。一般の見学が6時までなので一旦観光客を外へ出し、折り畳み椅子を並べてから6時15分頃からコンサートの観客を入れます。なので6時頃から待っていれば列の前方に並べます。というのは、座席が3段階(VIP, Categorie A, Categorie B)あるものの、座席指定ではなくVIP席とA席は1列違うだけなので、早くに並べばA席の一番前に座れるわけです。ちなみに、教会は裁判所の敷地内にあるので最初に荷物検査がありますが、観光で来るときよりも簡単な検査でした。

この日の演目はメゾソプラノの歌手によるアベマリア特集で、CACCINI、VERDI、SCHUBERT、CHERUBINI、SAINT SAENS、GOUNODのアベマリアの他に、バッハのアリアなど全14曲を教会のステンドグラスの光に包まれて聴き、至福の時を過ごしました。

サント・シャペル 9時過ぎでもまだ明るい ホテルのエレベーター

フランス・ブルゴーニュ地方
2014.6】 1.計画  2.ノートルダム大聖堂  3.シュヴァルの理想宮  4.リヨンからボーヌへ  5.ボーヌ町歩き  6.ワインツアー  7.ボーヌからディジョンへ  8.ふくろうの順路  9.ディジョン美術館  10.美しい村  11.ディジョンからパリへ  12.ヴェルサイユ宮殿  13.ヴェルサイユ離宮  14.パリ街歩き  15.国立近代美術館