ミラノ周辺、二人旅
【2019.9】 実況中継 1.初めてのミラノ 2.市内ツアー 3.一人街歩き 4.フィレンツェ1泊 5.ウフィツィ美術館 6.フィレンツェ街歩き 7.ヴェローナ日帰り 8.コモ湖へ 9.ミラノ最終日 予定表
ウフィツィ美術館は建物が左右に分かれていますが、手前側は上の方で繋がっていてピッティ宮殿とベッキオ宮殿を結ぶファザーリの回廊となっています。美術館の向こうにベッキオ宮殿が見えます。(チケットの買い方)
春(プリマヴェーラ) | ヴィーナスの誕生 | マニフィカトの聖母 |
ボッティチェッリの作品
「春」、右端の女性はニンフのクロリスでゼフュロスに抱きつかれて結婚。その左の服を着た女性はクロリスが変身したフローラという花の神、中央はヴィーナスで、左側の3人は三美神でそれぞれ、愛欲・純潔・愛の女神です。
「ヴィーナスの誕生」、左の二人は「春」の右端の二人、風の神ゼフュロスとクロリスです。
「マニフィカトの聖母」、マニフィカトとはアリアを讃える讃美歌のことです。二人の天使がマリアに王冠をかぶせようとし、マリアはペンを持ってマニフィカトの最後の言葉を書こうとしています。
ダ・ヴィンチ像 | 受胎告知 | 東方三博士の礼拝 |
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品、像は美術館の庭に飾られています。
「受胎告知」、師匠のヴェロッキオとの共作で、ダ・ヴィンチは背景と天使ガブリエルを担当したと言われていますが、美術館の本には「師匠の影響を受けている」とだけで共作とは書いてありません。テレビの解説では、テーブルの足は正面を向き、上の台は斜めになっているとか言っていました。
「東方三博士の礼拝」は未完成の作品です。
メドゥーサ | バッカス | イサクの犠牲 |
カラヴァッジョの作品・・・メドゥーサとバッカスは2016年に来日しましたね。
「メドゥーサ」はギリシャ神話の怪物で、頭髪は毒蛇です。首を切り落とされた時の驚きの表情をしています。
「バッカス」はローマ神話のワインの神、この絵では顔を赤くして酔っぱらっています。左手前のワインの瓶には画家の顔が描かれているそうですが、近くで見ても分かりませんでした。
「イサクの犠牲」は、旧約聖書に出て来る話で、アブラハムが一人息子を生贄にするよう神に命じられ、イサクを殺す場面です。でも実は刃物を振り上げた瞬間に神の使いが現れて止めます。そしてこの試練を乗り越えたことにより、アブラハムは讃えられ英雄となったのでした。チャンチャン
ティツィアーノ「フローラ」 | ウルビーノのヴィーナス ミケランジェロ「聖家族と幼い洗礼者ヨハネ」 |
「フローラ」、モデルは高級娼婦との説もありますが、ボッティチェッリの絵にも出てきた花の女神の衣装を着た、画家の婚約者だと美術館の本に書いてあります。
「ウルビーノのヴィーナス」はティツィアーノの作。ジョルジョーネの「眠れるヴィーナス」を模倣したものと言われています。
「聖家族と幼い洗礼者ヨハネ」、後ろのヨセフは随分年寄りなんですね。養父と書いてあるのを見ました。マリアが処女懐胎で実の父親ではないから?
ラファエロ「ひわの聖母」 | クラナッハ「アダムとイブ」 | パルミジャニーノ「首の長い聖母」 |
「ひわの聖母」、ひわは小鳥(鶸)で左側の子供(洗礼者ヨハネ)が持っているのを、イエスが手を伸ばして触っています。
クラナッハはベルリンの絵画館でたくさん見ました。
「首の長い聖母」、色々と考えることが多い絵です。どうして首が長いのか?天使達は男か女か?イエスが大きすぎてずり落ちそう、死体みたいとか・・・
レンブラント「自画像」 | レンブラント「聖職者」 | 3階のテラスで休憩 |
テラスで休憩しました。目の前にはドゥオーモのクーポラとベッキオ宮殿の塔が見えます。
ダビデ像 | フィレンツェの町並みとベッキオ橋 |
時々降っていた雨が止んだので、タクシーでミケランジェロ広場へ行きました。やはりフィレンツェに来たからにはこの場所は外せません。コーヒーを飲みながら休憩、女性だけど男性の姿で働いている人が二人いました。去年のマドリードでも感じましたが、とても自然でいいなぁと思いました。
店内 | ラヴィオリ(16ユーロ) | 茄子をつめたチキン(19ユーロ) |
夕食は日本のテレビで紹介されたArmandoでイタリア料理。思いがけず日本人の店員さんがいらして、メニューの相談に乗ってくださいました。本来は、スターター ~ スープ ~ パスタ ~ メインと続くのに、日本人女性だからあまり食べられないだろうと思われたのでしょう。2品だけ頼んで二人でシェアしました。ハウスワインつき♪ お客は日本人が半分位、メニューは季節ごとに変わるので、旅行前に公式サイトで予習して出かけると良いでしょう。
ミラノ周辺、二人旅
【2019.9】 1.初めてのミラノ 2.市内ツアー 3.一人街歩き 4.フィレンツェ1泊 5.ウフィツィ美術館 6.フィレンツェ街歩き 7.ヴェローナ日帰り 8.コモ湖へ 9.ミラノ最終日