ロマンティック街道バスの旅

2003.8】 1.準備編  2.予約編  3.フランクフルト  4.ローテンブルグ  5.ネルトリンゲン  6.ダニエルからの叫び  7.フュッセン  8.白鳥城  9.哲学者の道  10.ハイデルベルク城


アルト・ハイデルベルク」 という小説をご存知でしょうか?
ドイツのある地方の王子様がハイデルベルク大学に入学し、楽しい学生生活を送っていました。彼の下宿にケティという娘が働いていて2人は身分の違いを越えて愛し合っていましたが、国の王様の病気で王子は呼び戻されてしまいます。王様が亡くなって彼が後をつぎ、2週間後に政略結婚をひかえたある夜、ハイデルベルクから旧知の男がやってきました。話を聞くうちにどうしてもケティに会いたくなって懐かしいハイデルベルクへと向かったのでしたが、ケティも結婚が決まっていて運命はどうすることもできません。それで2人は思い出を胸に泣く泣く別れた…という悲恋物語です。

ハイデルベルク こちらの橋から向こうの橋まで歩いた

さてホテルに荷物を置いたら、まずは 哲学者の道 を歩いてハイデルベルクの全体像をつかみましょう。ところがこれが大変! テオドール・ホイス橋 から カール・テオドール橋 まで (この順序で歩くのが楽) 山の中腹を1時間歩きます。行った時は猛暑でしたから、連れの 「何でこんな思いをしなきゃならないの!」 という悲鳴が聞こえてきましたよ。(-.-)
でも、view point へ着いたら、そんな思いは吹っ飛ぶこと請合います。ベンチに腰掛けて長らく夢の世界に浸っておりました。
やっぱりここへ来て良かった これを見ずして ハイデルベルク を語るなかれ!(笑)

哲学の道から

夕食は Weisser Bock ホテルのレストラン。そしたら思い出しました。昔、南回りのDC-8でフランクフルトへ来た時に、キャプテンに連れてきて頂いたお店でした。壁に古い写真がたくさん飾ってあります。
「メニューには載っていないけれど、お勧めの料理がある」 と、可愛いウェイター君が言うのでそれを注文したら高かった…(-.-)
生ハムといちぢくの前菜に、メインは魚と豆の煮物、そしてビール2杯。あーあ、どうしてドイツのビールって生ぬるいの

前菜 メインディッシュ

大きな写真


ロマンティック街道
2003.8】 1.準備編  2.予約編  3.フランクフルト  4.ローテンブルグ  5.ネルトリンゲン  6.ダニエルからの叫び  7.フュッセン  8.白鳥城  9.哲学者の道  10.ハイデルベルク城