ロマンティック街道バスの旅

2003.8】 1.準備編  2.予約編  3.フランクフルト  4.ローテンブルグ  5.ネルトリンゲン  6.ダニエルからの叫び  7.フュッセン  8.白鳥城  9.哲学者の道  10.ハイデルベルク城


ネルトリンゲンに泊まった理由の一つが 『ダニエルからの叫び』 を聞くためです。聖ゲオルク教会 の塔には ダニエル という愛称がついていて、毎晩10時〜12時まで30分毎に塔の上から番人が叫ぶのが昔からの伝統なんですって。「So Gissell So !」 するとそれを聞くために広場に集まっていた人達も同じように叫び返します。「ソー、クセイ、ソー!」 ガイドブックに書いてある読み方とは違いますが、現地のお爺さんが教えてくれた発音です。意味を簡単に言うと 「早くお帰り」 かな?

ダニエルの塔 聖ゲオルク教会と内部

私達が塔に登ったのは翌日。いくらタフな私でも、1日に2つの塔に登るのは無理だわさ。(^^ゞ
この塔は全然怖くありませんでしたよ。( 拡大写真) 昨夜の夜警のおじさんが叫んだのは、見晴台の下の部屋です。そう言えば塔の下から上がってきたら、入場料を徴収するために小部屋から出てきたおじさんがいたわ。エレベーターもないのに、毎日高い所へご出勤、ご苦労様です。
塔の上からの景色の素晴らしさ! ローテンブルクの時とは違って高所恐怖症にもならず、いつまでもいつまでも眺めておりました。本当にここに来て良かったです。

昼食は広場に面して建つ ホテル・ゾンネ でソーセージとザワークラフト。その後、城壁 を少し歩いて荷物を預けていたホテルに戻りました。ひとつ残念だったのは、出発まで時間はたくさんあったのに月曜だったので博物館などが殆ど休館日だったことです。時間を持て余し、暑かったのでインターネット・カフェでビールを飲んで早々にホテルに戻ってロビーで休んでいました。(^^ゞ

ホテル・ゾンネ 昼食 城壁(ぐるりと1周できます)

16:30、ヨーロッパバスはネルトリンゲンを出発。ここで 事件 が! 乗客を2人置いてけぼりにしたのです。
途中から私達が乗ってお金を払ったりしてたもんだから、運転手さん 「乗客の数を数える」 という手順を忘れてしまったのね。次の停車地までのタクシー代が60ユーロかかったそうです。ガイドブックには 「集合に遅れたら置いて行かれます」 と書いてあることですし、日本の常識が通用しない外国での個人旅行は、自己責任 という言葉を十分に自覚して行動しなければならないことを改めて実感した出来事でした。

民家 家のお守り? ロマンティック街道の看板

   大きな写真


ロマンティック街道
2003.8】 1.準備編  2.予約編  3.フランクフルト  4.ローテンブルグ  5.ネルトリンゲン  6.ダニエルからの叫び  7.フュッセン  8.白鳥城  9.哲学者の道  10.ハイデルベルク城