フェルメール追っかけの旅 ドイツ編 |
【2017.5】 実況中継 <チェコ編> 1.プラハ到着 2.プラハ城 3.プラハの夜 4.クトナー・ホラ 5.プラハ市内 <ドイツ編> 6.列車の旅 7.マイセン 8.ドレスデン 9.ツヴィンガー宮殿 10.ベルリン 11.絵画館 12.博物館島 13.ベルリンの壁 14.ベルリン出発 15.感想文
ホテルの近くのカフェで朝食を取るつもりが土曜日で開店が遅く、カフェを探しながらぶらぶら歩いていたら博物館島までやってきてしまいました。ここは川の中州で5つの博物館・美術館(旧博物館、新博物館、旧国立美術館、ボーデ美術館、ベルガモン博物館)とベルリン大聖堂があり世界遺産に指定されています。
旧博物館 |
ベルリン大聖堂・・・ホーエンツォレン王家の墓所であり、地下には94もの棺が並んでいます。270段の階段を上がって外の展望台へ、他の人はパス! でも私はカメラ担当ですしね、頑張りました。
旧国立美術館(旧ナショナルギャラリー)・・・日本語のオーディオ・ガイドがあります。
一番楽しみにしていたのは、下の中央の「花輪を投げるビクトリア」(Rauch作)でした。神々しく美しいです。東京のブリヂストン美術館にも同じものがあるそうですよ。右は「プロイセンの王女ルイーゼとフリーデリケ」(シャドウ作)で、売店ではこちらがメインとして売られていました。
旧ナショナルギャラリー | 花輪を投げるビクトリア (拡大) |
下の3枚の写真は「アモールとプシケ」(Begas作)です。美しい王女プシケは、「決して私の姿を見てはならない」と夜だけ訪れる恋人と幸せに暮らしていましたが、訪ねてきた姉に「それは化け物よ」とそそのかされ、左手にランプ、右手にナイフを持って恋人の顔を照らしている場面です。アモールは去りプシケは彼を探す旅に出ますが、いろいろあってプシケが「決して開けてはならない」という箱を開けて死の眠りに落ち、アモールが助けに来た場面がこれです。
フランスの絵画
マネ | ゴッホ | ルノワール |
ゴーギャン | モネ | セザンヌ |
「マリアとマルタ 」、イエス・キリストの一行がマルタとマリアの住む家を訪れ、姉のマルタは彼らをもてなす準備をするのに、妹のマリアはイエスの側で話を聞いていて手伝わないので、マルタが文句を言っている場面です。イエスは答えました。「あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」
俗な私はこれを、「もてなしなんかより、私の話を聞いてくれる方が良い」と取ってしまいましたが、「人には身の丈というものがある。あなたがたは自分に与えられた分だけをしっかりと果たしなさい。それで良いのだ」という意味だそうですよ。(ある牧師さんの説教より)
目の高さに作品がある | 「マリアとマルタ 」(Friedrich Overbeck)、右はフェルメールの作品 |
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの作品3点。ドイツ留学の経験のある日本画の東山魁夷さんは、彼から影響を受けているそうです。
「海辺の僧侶」 | 「樫の森の修道院」 | 「ヴァッツマン山」 |
フェルメール追っかけの旅・ドイツ編
【2017.5】 <チェコ編> 1.プラハ到着 2.プラハ城 3.プラハの夜 4.クトナー・ホラ 5.プラハ市内 <ドイツ編> 6.列車の旅 7.マイセン 8.ドレスデン 9.ツヴィンガー宮殿 10.ベルリン 11.絵画館 12.博物館島 13.ベルリンの壁 14.ベルリン出発 15.感想文