フェルメール追っかけの旅
ドイツ編

2017.5実況中継  <チェコ編> 1.プラハ到着  2.プラハ城  3.プラハの夜  4.クトナー・ホラ  5.プラハ市内  <ドイツ編> 6.列車の旅  7.マイセン  8.ドレスデン  9.ツヴィンガー宮殿  10.ベルリン  11.絵画館  12.博物館島  13.ベルリンの壁  14.ベルリン出発  15.感想文


マイセン・アルトシュタット駅で降りて小さなニコライ教会を目指しましたが、閉まっていました。教会の中はマイセンの磁器で装飾されているそうです。見られなくて残念でした。

マイセン磁器製作所・・・工場とショップとレストランがあり、製作過程を見せてくれます。日本語のヘッドホンを貸してくれました。お皿に絵付けをするのは女性が多かったですが、何十年もやっているんでしょうね、スラスラと描いていました。
ここで私以外の3人はネクタイを買っていました。渋い柄が多かったです。

変遷 右のお皿を覚えておいてね  
   等身大の人形

磁器製作所からアルブレヒト城までは、市内を巡回しているシティバスが連れて行ってくれます。夕方で工場の前の道路が混んでいてやっとバスが来たかと思ったら、運転手さんがドイツ語で何か言っています。どうやらあちらの道を上へ上へと行けと言っているようです。私達を乗せないで去ろうとしましたが、何故か戻ってきて乗せてくれました。そして3人分の運賃(一人5ユーロ)しか受け取らず、お城の近くへ来たら 「帰る時はそっちの道を下るんだよ」と身振りで教えてくれました。最初に乗せてくれなかったのは、何だったんでしょうか?

アルブレヒト城

マイセンの磁器はそもそもは中国や日本の磁器の模倣なんですね。熱狂的な東洋磁器の収集家であったアウグスト2世は、錬金術師をお城に幽閉して開発を命じ、成功すると城内に王立マイセン磁器製作所を作ったのです。なお、お城は居城としてはドイツ最古のものだそうです。

マイセン磁器開発風景 マイセンの町並みとエルベ川

大聖堂も見学したかったのですが、まだ時間はあるのに、閉館30分前にドアが閉じられ入れてくれませんでした。

写真には写っていませんが、兜のランプシェードに注目  中庭のテーブルも楽しそう♪

夕食はフラウエン教会のそばのVincenz Richter。ドイツ語のメニューを訳すにあたり、エリコさんのお嬢さんにお世話になりました。驚いたことに食器が全てマイセンでした! 「マイセンの絶景を見下ろすレストラン」なんかもあるようですが、他のレストランもマイセン磁器を使っているのでしょうか? 英語のメニューもあるし、お薦めのレストランです。

博物館にあったマイセンのお皿 仔牛のステーキ デザートにほおずき!(左上) 

レストランの女性に駅への道を尋ねたら、「この道をまっすぐ」と教えてくれました。着いた時に降りた駅で、また35分電車に乗ってドレスデンに戻りました。
フラウエン教会にはマイセンの磁器で作られたカリヨン(組み鐘)があります。フラウエン教会拡大写真

フラウエン教会

動く電車の中からだったので、写真をうまく撮れなかったのですが、家庭菜園の敷地の中に小さな家というか小屋が建っている区画がありました。どの家も窓にはレースのカーテンがかかり、椅子やテーブルもあって普通の生活もできそうです。でも天井が低いので、やはり家というよりは小屋? とても興味ある風景でした。そうそうスイスにも、チューリッヒとルツェルンの間で見ることができます。


フェルメール追っかけの旅・ドイツ編
2017.5】 <チェコ編> 1.プラハ到着  2.プラハ城  3.プラハの夜  4.クトナー・ホラ  5.プラハ市内  <ドイツ編> 6.列車の旅  7.マイセン  8.ドレスデン  9.ツヴィンガー宮殿  10.ベルリン  11.絵画館  12.博物館島  13.ベルリンの壁  14.ベルリン出発  15.感想文