フェルメール追っかけの旅
ドイツ編
 クトナー・ホラの町

2017.5実況中継  <チェコ編> 1.プラハ到着  2.プラハ城  3.プラハの夜  4.クトナー・ホラ  5.プラハ市内  <ドイツ編> 6.列車の旅  7.マイセン  8.ドレスデン  9.ツヴィンガー宮殿  10.ベルリン  11.絵画館  12.博物館島  13.ベルリンの壁  14.ベルリン出発  15.感想文


日本人の案内がつく観光バスで世界遺産の町クトナー・ホラセドレツへ行ってきました。マイクロバスの同乗者は私達4人と若いご夫婦です。クトナー・ホラは昔はプラハに次いで繁栄していました。というのも良質な銀鉱脈が発見されたからですが、今は銀が枯渇して町は衰退し静かな小さな町となっています。

聖バルバラ教会・・・鉱山労働者の守護聖人である聖バルバラを記念して、市民の寄付金で建てられた教会です。完成には500年以上かかり、銀の衰退もあって何度か中断され、当初の予定よりは小さな建物となりました。

聖バルバラ教会
豪華絢爛な祭壇 労働の様子が描かれた建築当時のフレスコ画 

プラハの聖ヴィート大聖堂を設計した人の息子が最初の設計者だったので、何となく似たところがあります。ステンドグラスが見事です。(拡大写真

鉱山労働者の像  

教会を出るとイエズス会が建てた学校の前の小道には12体の聖人の像があります。プラハのカレル橋みたいね。像の中には聖バルバラの像もあります。

クトナー・ホラの町並み 小道に立つ12体の聖人像 石の泉

プラハから電車で行く時はクトナー・ホラ本駅で降りるとセドレツ地区で、聖バルバラ教会があるクトナー・ホラ地区へは電車を乗り換えて1駅です。バスも出ています。セドレツの聖母マリア大聖堂は、チェコ最大の教会です。

クトナー・ホラの昔の家 聖母マリア大聖堂

墓地教会・・・納骨礼拝堂です。13世紀末にセドレツ修道院の院長がエルサレムの土をひとつかみ持って帰り、ここの墓地に撒いたため聖なる墓地として埋葬を希望する人が増えました。チェコだけでなく外国からも来たそうですよ。それで墓地が手狭になったので、骨を掘り出し、洗い、消毒して礼拝堂の壁を飾ったのですって。ちなみにローマにも骸骨寺がありますが、あちらは修道士の骨で撮影禁止です。
骨の絵のシャツが礼拝堂では売り切れだったので、ガイドさんが聖母マリア大聖堂の近くにあるインフォメーションに連れてってくれました。


フェルメール追っかけの旅・ドイツ編
2017.5】 <チェコ編> 1.プラハ到着  2.プラハ城  3.プラハの夜  4.クトナー・ホラ  5.プラハ市内  ドイツ編> 6.列車の旅  7.マイセン  8.ドレスデン  9.ツヴィンガー宮殿  10.ベルリン  11.絵画館  12.博物館島  13.ベルリンの壁  14.ベルリン出発  15.感想文