54.赤ちゃん連れの乗客

2017年2月25日  ある男性が、赤ちゃんを連れて飛行機に乗った時のことをブログに書いていました。彼は海外生活も長く、20以上の航空会社を経験してきて、日本の航空会社に乗ったのは初めてでした。割高な運賃なのにサービスが悪いと、その時の不満を延々と書いていました。

ベビーベッドを設置できる席を予約していたけれど、空席が半分以上あったので3席使える席に移動しようとしたら、「機長の許可がいる」と止められたとのこと。他の航空会社では自由に移動できたのにと怒っています。
これは勝手に移動すると、計算された重心の位置が狂うからで、私も「離陸後ならいいですよ」と言われたことがあります。旅慣れていても、このことはご存じなかったのね。

食後のコーヒーも「赤ちゃんが火傷するといけないから、少し冷めたのを後でお持ちします」と、コーヒーさえ飲ませてもらえなかったとのこと。
まぁ、なんと気の利く乗務員さんでしょ!

またベビーベッドはシートベルト代わりのカバーがついているため、赤ちゃんは身動きが取れずに眠れなかったようです。それで離陸後に空いている座席の上に寝かせたいと言ったら、「転落するから危ない」と止められたそうですが、無視して親の責任で座席の上に寝かせたとのこと。
突然エアーポケットに入ったらどうしますか? 赤ちゃんは天井まで放り上げられますよ。

この方は今回の航空会社の対応を厳しく非難しておられますが、ただのワガママ? ま、乗務員さんも言葉足らずだったかも知れませんけどね。
私も言いたい放題に書くことがあるので、自戒を込めてご紹介しました。

写真は記事とは無関係です。

Austrian arrows British Airways JAL