37.シートベルト

オーストリア旅行中の機内で珍しい物を発見。赤ちゃん用のシートベルトで、大人のシートベルトにくっつける形になっています。このお母さんは慣れている様子でさっさと一人で装着し、「写真を撮らせて下さい」 とお願いしたら 「この方が見やすいわね」 とポーズを取ってくださいました。

日本ではこのようなベルトはなく、親だけがベルトをして赤ちゃんはしっかりと抱きます。赤ちゃんを抱いた上からベルトをするのかと勘違いなさる方がいますが、急ブレーキがかかった際に赤ちゃんのお腹を締め付けることになるので、大人だけがベルトをするのです。
Would you please hold your baby outside the seatbelt?  That will be more comfortable for the baby.

ちなみに、お相撲さんなど普通のベルトだけでは足りない人には、継ぎ足し用のベルトがあります。
また、子供用の救命胴衣も別に用意されています。

子供用と言えば、子供が飛行機に乗るとおもちゃをくれて、先日の国内線で孫がいただきましたが、本当に子供だましのチャチな物でしたけれど、写真の坊やはりっぱなおもちゃを2個も貰っていました。私はそのおもちゃが欲しくて欲しくて・・・(^^ゞ

過去の日記より 

2002.6.15  昔々、独身時代の夫が海外派遣で飛行機に乗った時のこと。
「気流の悪い所を通過中、連れが気分悪くなったのでスチュワーデスを呼んだのに来てくれなかった」 と、私に文句を言いました。スチュワーデスだって我が身が可愛いのよ、ごめんなさいねーというのは冗談で、自分が怪我しちゃ、お客様のお世話はできないでしょ。でもこういう我儘なお客を納得させるには、機長からの 「乗務員もベルトをするように」 のアナウンスが必要よね。

昔はベルト着用のサインが点灯する度に、揺れている中を乗客のベルトをチェックして歩いたものでしたが、今はしてませんね。乗客の皆さんが飛行機慣れしてきたことと、「揺れていなくても飛行中はベルトをするように言ってあるし、サインを出してアナウンスした後はご自分の責任ですよ、子供じゃないんだからね。」 ということでしょう。

夫はまたこんなことも言いました。「スチュワーデスって、日本人にはサービス悪いんだよな。外人の席にばかり行ってさぁ。」 フン、甘ったれるんじゃねえ! いじいじしてないで、欲しい物があるんなら自分でちゃんと言いなさいよ!