2022年の日記
2022年1月8日
私が住んでいる所の近くには、スポーツジムがたくさんありますが、女性限定のホットヨガと岩盤浴に通い始めました。体験をした日に申し込むと2ヶ月分が無料で、先月閉店したジムからの人は更に1ヶ月無料になります。ただし2年間続けるというのが条件です。
前のジムでお世話になったホットヨガの先生がいらして、お互いにびっくりしたり、嬉しかったりでした。床やロッカーの消毒をこまめにしてくれるので、高いけれど安心です。
外猫ハチは朝晩しっかり食べるので太りました。私がエサを物置に入れる間は1メートルほど離れた所で待っていたのが、50センチになりました。「早くくれよ〜」とニャーニャー催促します。
明日からは地元でのパソコンボランティアが始まるので、もうお正月気分はありません。年賀状も失礼させていただいております。
2022年1月15日
電子メールの頭に「夜分失礼します」などと書く人がいますが、メールを受け取る人は自分の都合の良い時に読むわけで、ちっとも失礼ではないので、この文言は不要です。
あと一番最後に書く自分の名前を、スペースを入れて手紙のように右端に持ってくる人がいますが、受け取る人は差出人のパソコンと同じ画面の大きさとは限りません。なので苗字だけが右端にきて、名前が次の行の頭に落ちる可能性もあります。メールは左揃えでいいです。
もっとおかしいのは宛先をアドレス帳から選ぶのが面倒なのか、前にもらったメールに返信をして、それはいいのですがタイトルの「Re:ナニナニ」をそのままにする人がいます。夏に届いたメールのタイトルが「Re:今年もよろしく」はおかしいでしょう? 返信する時、受け取ったメールとは異なる内容を書く場合はタイトルを替えましょう。話は違うけれど、この場合の「かえる」の漢字、代える? 換える?
2022年3月19日
東京都美術館へフェルメールを見に行きました。美術館のチケットは予約制だったことを知らず、1時間半後の当日券を買い、ランチで時間をつぶしました。2017年にドレスデンに行った時に見られなかったのは、修復が始まっていたからだったのですね。修復後の海外展覧会で日本が真っ先に選ばれたそうです。東京の後は北海道、大阪、宮城を巡回するようです。
「窓辺で手紙を読む女」、リンクをクリックすると修復前と後の絵をご覧になれます。
さて、これで私のフェルメール行脚も一応終了です。一応というのは、盗難で見られない絵があるからです。
「私のフェルメール一覧」を更新しました。37枚の絵をご紹介していますが、美術館の解説では35枚ほどと言っていました。日本にある「聖プラクセディス」と、ワシントンの「フルートを持つ女」が含まれていないのでしょう。私の一覧でも?を付けています。下の図はナショナル・ギャラリーのホームページです。「赤い帽子の女」の作者はフェルメールですが、「フルートを持つ女」には「フェルメール帰属」と書いてあります。
2022年3月26日
整形外科のリハビリは5ヶ月の期間限定で終了。治ったというわけではないけれど大分良くなりました。先生は脊柱管狭窄症だと言い、リハビリの担当者とマッサージの王さんは股関節だと言い、よく分からないまま足を引きずって歩いています。
骨盤が開かなくて胡坐がかけないのですが、無理のない程度にホットヨガにも通っています。コロナが始まってから、年に3ヶ月までは会費無しで休会できる制度を利用して休み休みやっていたせいか、歳を取ったせいか、以前はできていたポーズができなくなりました。今はビギナーズコースがせいいっぱいです。このクラスは私の苦手な片足で立つバランスのポーズが殆どないのが幸いです。
とはいえ暑い部屋のなかで1時間運動して、その後岩盤浴。これがまた暑くて、帰りはクタクタになります。
2022年4月9日
私はメールアドレスを10個持っています。Amazon用に使っているのとは別のアドレスに、Amazonを名乗るメールが来た時、すぐに「怪しい!」と分かりました。セキュリティのために表示はしていませんが、Amazonそっくりのロゴはあるし、「他人があなたの名前で注文したから早く確認してください」と書いてあれば、クリックしてしまう人もいるでしょうね。クリックしたら危ないのよ。あなたのパソコンの情報が盗まれてしまいます。
上のメールはHTMLメールですが、私は普段はテキストメールで受信しています。差出人はAmazon.co.jpとなっているけど、よく見るとcnという文字が見えるので、中国から送られていることが分かります。少し前までの詐欺メールは翻訳調のぎこちない日本語でしたが、敵も進歩したものですね。って、感心してどうする!(笑)
最近のメールソフトは、最初の設定がHTMLメールになっているようですが、私はそれをテキストメールに変更しています。皆様も特に何も考えずに最初の設定のまま使っておられて、どうしてもHTMLメールでなくては都合が悪いというのでなければ、どうぞテキストメールに変更してください。視覚障がい者の方は、届いたメールがHTMLだと、「添付有り」と言うからややこしいのです。
2022年4月23日
駅のバスターミナルで、運転手さんが用を足すのでバスを離れる際に、タイヤが動かないようにブロックを差し込みました。バスでは何と言うか知りませんが、飛行機ではブロックと言います。飛行機が着陸して駐機場に着き、エンジンを停止するとタイヤにブロックを挟まれます。これをブロックインと言います。そして飛行機が出発する時は、このブロックを外します。ブロックアウトです。乗務員の給料に関係する飛行時間は、ブロックアウトからブロックインまでの時間なんです。
FA(フライトアテンダント)さんから聞いたアメリカの航空会社での話です。ある時、何かの事情で出発が45分遅れることになりました。機長は飛行機を少しだけ動かして45分待ちました。普通ならこの45分はタダ働きになるので、この粋な計らいに乗務員達は心の中で拍手をしたそうです。
2022年4月30日
私はGmailのメールアドレスをいくつか持っていますが、Googleから「一部のサードパーティ製アプリにアクセスできなくなる可能性がある」というメールが来ました。サードパーティとは何? 説明はこちらをご覧ください。
Googleが言っているのは、「安全性の低い方法ではGmailにアクセスできなくなるよ」ということです。困ったことに、視覚障がい者専用の某メールソフトがこれに当たります。メーカーによれば、対応するにはGoogleに莫大なお金を払わなければならないのであきらめたと言っていましたが、現在は開発を続けてテストをしているようです。
なお、サードパーティのアプリを使っている人がGmailの人へメールを送ったり、Gmailからのメールを受け取ることは可能だそうです。
2022年5月14日
視覚障がい者と健常者をつなぐスマホ用アプリに、「ビーマイアイズ(Be my eyes)というのがあります。読んで字のごとく、「私の目になってください」という意味です。視覚に障がいのある人が、このアプリを通して目の代わりをお願いすると、登録している何人かに一斉に連絡が入り、一番先に応じた人とつながって、相手のスマホのカメラが写す画面を見ながらアドバイスできるのです。
ボランティア仲間のおじ様の経験談を伺いました。1度目は女性で、今着ている服の上にはおるジャケットはどれがいいかと聞かれました。おじ様は女性の服のことは分からないので、奥様を呼んで一緒に対応したそうです。
2度目は関西に住む人からの連絡で、「今から散歩に出かけるので、歩く先に障害物があるかどうか見ていて欲しい」というものでした。30分ほど歩く間は世間話をしたそうです。
皆様もお心があれば是非登録して、小さなボランティアをしてみませんか?
2022年5月21日
思い出すと今でも胸が痛くなる出来事があります。
駅のホームで視覚障がい者の人が両手を胸のあたりにおいて白杖を垂直に持っていました。白杖の先はたぶん頭の上に出ていたと思います。
これは「白杖SOSシグナル」と言って、視覚障がい者が助けを求めているサインなんですね。その時の私はボランティアをしていながらこの意味を知らず、誰かと待ち合わせをしているかと思って通り過ぎたのです。その人も「すみません」と声に出していれば誰か助けてくれただろうと思いますが、声を出す勇気がない人のためにこのシグナルがあります。皆様も覚えておいてください。
私がボランティアを始めたのは、「自分が突然視力を失ったら、恐くてたまらない」と思ったからです。今日は友人のイッシーが、白杖を持った老婦人に声をかけて駅まで案内したと聞きました。その人は白杖を持たない方の手でイッシーの腕をつかんだそうですが、肩に手を置いてもらう方法もあります。
手を差し伸べたいけれど、声をかける勇気がないという人もおられるかも知れませんね。でも一度やってみてください、くせになりますよ。(笑)
(内閣府のサイトより)
2022年6月4日
テレビで、ここ数週間のうちに4つの異なった番組で緑色の卓上ランプを見ました。イギリス、アメリカ、フランス、韓国の番組です。何だろうと思って調べてみました。バンカーズランプというのだそうです。銀行員や会計士など、細かい作業をする人の目を守るために作られたのが世界中に流行っているようです。
コロナが少し落ち着いてきたので、東京都民割「もっとTokyo」が始まります。これは東京都民が都内の宿泊施設を利用するための割引ですが、近いうちに全国的なGotoトラベルも始まることを期待しています。
韓国のコロナ患者数がロシアを抜いて世界で7番目になってしまいました。アメリカ、インド、ブラジル、フランス、ドイツ、英国、韓国、ロシア、日本は13番目です。前回ご報告した時は15番目だったので、気を抜いてはいけませんね。
2022年6月11日
集英社のweb文庫で連載物を読んでいたのですが、少しサボっていたら本が発売されて、webでの公開は終了して見られなくなっていました。幸い別のパソコンでその本を開いてお気に入りに入れていたので、最後まで読むことができました。表玄関ではなく、裏の勝手口からこっそり入ったかんじです。
外猫のハチはこの1ヶ月姿を見せません。どこかで餌を貰って元気にしていると信じたいです。代わりに白とグレーの大人の猫がやってきます。ハチは一度その猫に脅されたことがあるので、もしかしたら縄張りを追い出されたのかも知れませんが、憎い猫でも我が家に来るからには餌をやらずにいられないのが私です。お腹がすいたと鳴く声が異常に甲高くて笑えます。
アンはご飯をねだる時はドッテンするようにしつけました。ついでにブラッシングをしてやると、気持ちよさそうにあっち向いたり、こっち向いたりします。長毛なので、抜ける毛の多いこと!
2022年6月18日
新たな外猫の写真です。向かって右側の耳の先がカットしてあるので、避妊手術が済んでいると分かります。この猫の場合、カットの形がV字型でさくら猫です。近所の獣医さんはまっすぐカットするとおっしゃっていました。
昨日面白いことがありました。玄関を開けたらこの猫がいて、餌を待っていると我が家のアンが2階から下りてきて、外にいる猫に気づきました。2匹は声は出さずににらみ合っていましたが、外猫のほうが逃げてしまいました。
アン、頑張ったね!(笑)
ハチを追い出した(らしい)憎い猫だけれど、玄関から離れた所に餌を置いてやりました。さて、名前を何としましょうか。
2022年7月9日
コロナがまた増えています。果たして8月末の旅行は無事に行けるでしょうか?
去年秋に所属するボランティア団体のホームページをGoogleサイトで作りました。私は基礎を作っただけで、内容は点訳部会、録音部会、ITサポートグループなど10の部会・グループが各々で作成したので、個性あふれる内容になったと思います。
このホームページを視覚障がいの方にも読んでもらいたいね、ということでリニューアルしました。余計な記号は無くし、HPやPMなどの略語も日本語に変更したりして、聞き易い表現に、そして最終的には私がスクリーンリーダー(音声ソフト)で確認です。そこで新たに分かったことがあります。私達が使っているスクリーンリーダーはキーボードの打ち方を覚えていて、そのとおりに読んでいるらしいということです。
例えば2021年を2022年に変更するとき、1を2に換えただけだと「202 2」と別々に読むので、ズルしないでちゃんと2021を2022に変更する、年を追加する際は「とし」ではなく、「ねん」とタイプしないといけません。
Windowsに備わっているナレーターではちゃんと読むので、どちらが頭がいいのでしょうかね。(笑)
2022年7月16日
去年夫が亡くなり、彼の分の確定申告の還付金がようやく振り込まれました。私の分は申告書を提出してから1ヶ月後に振り込まれたのに、夫のは相続がかかわるから念入りに調べられたのでしょう。私が計算した金額より若干少なかったです。どこがどう違って少ないのか、問いただしたい気持ちはあるけれど、藪蛇になっては元も子もないので止めておきます。(笑)
死亡した人の確定申告には付表をつけなければなりません。それによると遺言書があれば別ですが、無い場合は戻ってくるお金も法定相続の割合が適用され、私が1/2、二人の子供が1/4ずつです。
あのね、遺言書がないと大変なのですよ。本人が生まれてから死ぬまでの除籍謄本を全部集めなければなりません。田舎の市役所に為替を送って郵送をお願いしたら、「3部あるからお金が足りません」と連絡がきました。生まれた時は祖父が戸籍の筆頭者、次に父親の戸籍が独立、そして本人が結婚して新たな戸籍を作ったというわけです。地元の市役所でさえ2部ありました。引っ越してきた当初は縦書きの戸籍、その後電子化されて横書きになったから2部です。ちなみに昔の縦書きのは改製原戸籍と呼ばれます。
相続の手続きを全部自分でやり、土地の相続の件で法務局へ行ったら、女性の方が親切に色々教えてくれました。
ついでに私が父親から相続して弟と共有になっていた土地を、弟に贈与する手続きをしました。私が書類を作って弟にメールで送り、弟が印刷して署名捺印したものを送り返すという作業を何度かやりました。詳しく言うと、贈与契約書、登記申請書(私の持分全部移転)、登記原因証明情報、委任状などです。弟の名前の委任状だけれど、「疑問点があれば私に連絡を」とメモをつけて地方の法務局へ郵送したら、何も言われずに手続き完了しました。
2022年7月23日
早朝、道路の真ん中で知らない猫がうずくまっていました。近所の家の車の下を睨みつけているようです。車の下にはきっとあの猫がいるのだと思い追い払ったら出てきたけれど、ごはんを用意して待っているというのに、まだ去った猫を気にしてこちらに来ません。ハチは追い出したくせに、案外ヘタレなのね。
猫鍋をご存知ですか? 猫を鍋にして食べるのではありません、猫は鍋の中で寝るのが好きだという意味です。こちらの画像をご覧ください。
Amazonで猫鍋の形をした爪とぎを見つけました。クチコミを読んだら、買った人達の猫はこれが気に入って、すぐに中に入って寝たとのことですが、うちのアンはお気に召さないようです。またたびの粉を振りかけたら、やっと入ってくれたものの、またすぐに出てしまいました。結構高かったのよ!
2022年7月30日
ハンディキャップを持つ女性が活躍する外国のドラマを三つご紹介します。
まず、7月23日日曜日の夜からNHKの総合で始まったフランスのテレビドラマ、「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」。これは自閉症で人づき合いは苦手だけど、犯罪資料局で文書係として働くうちに、あらゆる犯罪の資料が頭にインプットされ、事件解決に頼りにされるという話です。
女性警視がある犯罪の資料を借りに文書係を訪れると、頼んでもいない資料まで用意され、それが彼女の求める犯罪資料に関係のあるものだと分かって物語は始まります。
フランス語の放送では、感情表現に乏しく、時々短い奇声を発したりする主人公の特異性がよく分かるのですが、NHKのは日本語吹き替えで、残念ながらこの辺がうまく表現できていないように思います。
第1回の放送は8月3日の午前3時(2日の深夜)に再放送がありますので、ご興味のある方はどうぞ。なお、ケーブルテレビやスカパーでAXNミステリーをご覧になれる方は、8月4日よりシーズン2が字幕で送されます。
次回は全盲の女性が警察で活躍するイタリアのテレビ番組です。
2022年8月6日
ハンディキャップを持つ女性が活躍する外国のドラマ二つ目は イタリアのテレビ番組で、「警察実習生ブランカのデコダージュ捜査」です。デコダージュとは「録音データから情報を引き出す技術」です。
盲導犬を連れた全盲のブランカは裁判所で文字起こしの仕事をしていましたが、警察に興味があって転職し、実習生としてやってきました。ところが上司からはコーヒーをいれることと、コピーの仕事しか与えられません。
目が見えないぶん聴覚が発達している彼女は、ある日、被害者からかかってきた電話のバックに聞こえる音から事件現場を特定し、能力を認められて徐々に捜査に加えてもらえるようになりました。
彼女の行動を支えているのは盲導犬と、何といってもスマホの存在です。
「誰々に電話をかけて」と、彼女はスマホに命じます。「今日の気温は?」、これもスマホが答えてくれます。(Siri)
ナビに住所を登録すれば、初めての場所へも出かけられます。「ここで右に曲がって」、「目的地に着きました」。(Google
Map)
また彼女には仕事中であろうがいつでもテレビ電話に出てくれて、目の代わりをしてくれる友人もいます。「これとこれと、どっちの服がいい?」(Be
My Eyes)
アプリのリンクを見ていただければ、このドラマが夢物語ではなく、現実に有り得る話だということがお分かりいただけるでしょう。
こんなドラマは10年前には考えられませんでしたよね。この番組は世界的な賞も受賞しているそうです。
さて盲導犬には引退の時期がやってくるんですね。まだ途中までしか見ていませんが、続きが気になります。
AXNミステリーで8月25日午前2時45分(24日深夜)から放送があります。3話ずつ放送されるので、録画して是非ご覧ください。
次回はアメリカのテレビ番組で、聴覚障がいの女性がFBIで活躍します。
2022年8月13日
ハンディキャップを持つ女性が活躍するドラマ、最後のご紹介はアメリカのテレビ番組「F.B.EYE!!相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿」です。シーズン3まであります。2004年から2006年にかけてBSで放送されたそうで、ご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。演じるのはご自身も耳の聞こえない女優さんです。この話にはモデルがいて、本名と役の名前が同じだから有名な人なんですね。
主人公は聴覚障がいを持つ女性で、唇の動きを読んで人の話を理解することができます。話すことが普通にできるのは、子供の頃は耳が聞こえていたからです。余談ですが、ある人は学校の先生になって手話をメインにしたら、たまに話す時の発音がくずれてきたとのことでした。
スーは聴導犬と共にFBIに就職して、読唇術を活用して犯人逮捕に貢献します。FBIに来た当初は快く思っていなかった仲間も次第に彼女の能力を認めてきます。でも同じ口の形で別の言葉があるので、読唇術といっても全てを理解できるわけではなく、彼女が皆の言うことを理解できないでいると、隣にいる人がすぐに要約して教えてくれます。この辺がよく描けていると思いました。
実はうちのお嫁さんも聴覚障がい者なので、彼女が「ん?」という顔をしたら、ゆっくり話したり、別の言葉で説明します。大手の会社に障がい者枠で就職したのに、内部試験を受けて一般職になった頑張り屋さんです。
さてドラマで感動的なのは、最初はルームメイトだけが手話を覚えたのに、一人また一人と仲間が増えて、最後は全員が簡単なことは手話を使えることができるようになってくることです。これが自然に演じられています。
最終回ではスーにはニューヨークのFBIからスカウトが来ます。重要な仕事で応じれば栄転ですが、良い仲間達と別れがたくて悩む彼女なのでした。
2022年9月24日
夫の一周忌を家族だけで営みました。夫の従兄夫婦が学会で上京したついでに寄ってくれ、親しくさせていただいていた元警視総監からはお花を頂戴しました。有り難いことです。
今日は私の実家でお彼岸の集まりがありました。甥や姪の家族も来て賑やかでした。お寿司を取ってくれて、あとは持ち寄りです。下の弟の家は手の込んだおかず、私は毎回同じ物で母がよく作っていたオードブル、薄焼きたまご・ほうれん草・たらこを海苔で巻いたものです。何も味付けをしなくて良いので簡単です。
さて、コロナで2度も流れてしまっていた弟達のお嫁さんとヨーロッパへ行く計画。そろそろ来年あたりと思ったら、このご時世、サーチャージが10万円を超えていてびっくりです。昔は2万円台、高い時でも5万円でした。もっと良い時期を待ちましょうと言えないのが、待ったナシの私の年齢なのよね。マイルもあるし、行く方向で計画を立てるつもりです。
2022年10月8日
数学の勉強、高校生になってからはさっぱりで弟に追い越されてしまったけれど、中学までは結構得意でした。小学6年生の時に鶴亀算などの複雑な問題を、父が丁寧に教えてくれてすっかり面白くなったのです。
父は軍艦の航海士だったので、星を読むのが仕事でした。江田島に住んでいた時は、頭の上いっぱいに広がる天の川を眺めながら星のことを教えてもらったものです。
小学3年生の時のこと、私は父に質問しました。「月はなぜ光っているの?」
父は答えました。「それは月が昼だからさ」
まさに数日後、学校で先生が問いました。「月はなぜ光るのでしょう?」
私は得意になって手を上げました。「それは月が昼だからです」
男の子達に笑われました。太陽の光を反射しているからなんですと。
先生は私の可愛らしい(?)答えにニコニコしていました。
大きくなってから思いました。太陽の光を受けているのなら、月が昼だという答えも的外れではないよね。あの時、言い返せなかった自分がくやしいです。
2022年11月19日
同期の潤子さんが運営する Friends of Animals(FOA)からせっかく譲渡してもらったクロですが、お手本猫のシロが死んだ後に布団の上に粗相をするようになり、やむなく引き取ってもらいました。そこには既にクロという名前の猫がいたので、ソソと改名しました。
先日そのソソに面会に行ってきました。見当たらないと思ったら、四角い箱型の猫ベッドの中に4匹の猫が折り重なるように入っていて、その中にいましたよ。お友達がいて安心しました。私のことはすっかり忘れたようで、手を伸ばすと逃げてしまいましたが、私が帰った後はお得意のポーズでくつろいでいたそうで、写真を送ってくれました。
潤子さんはこの日めまいがして病院に行ってきたそうですが、私の腰を心配してくれました。同い年の私達、お互いの健康を気遣いながらお別れしました。私はともかく、潤子さんは動物たちのためにいつまでも元気でいてほしいです。
全国旅行支援を利用したツアーで、沖縄2泊3日が5万円であります。行きたいけど、コロナ第8波がねぇ。
2022年12月24日
iPhoneの勉強を少しずつしています。担当している視覚障がい者の方がiPhoneを使っているからで、実際のサポートは先輩にお願いして、私は見学です。例えばSeeing AIというアプリがあります。コンビニの棚に並んでいる商品にiPhoneをかざすと、パッケージに描かれている文字を読んでくれます。小さい文字が読みにくい方にも使えますので、iPhoneをお持ちの方は試してみてください。アプリはApp Storeで無料でダウンロードできます。
何故iPhoneかと言うと、どの機種でも使い方は殆ど同じで使いやすいからです。Androidの携帯は販売している会社がそれぞれカスタマイズしていて機器ごとに使い方が異なり、とてもじゃないけど教える私達の手にはおえません。
私の携帯はAndroidです。タブレットを持っていてネット関係はこちらを使うので、携帯電話は最低の契約ですんでいます。ちなみに、携帯電話は毎月1,200円位、タブレットは660円です。こういう私がiPhoneの勉強といっても、普段に使っていないのでなかなか覚えられるものではないです。かと言って今更携帯をiPhoneに替えるのもねぇ。